北大・日立、協働教育研究支援プログラム…博士課程に奨学金
リセマム2020年2月5日(水)11時45分
日立製作所と北海道大学は2020年2月4日、北海道大学博士課程の学生を対象に給付型奨学金を支給する研究支援プログラム「北大・日立協働教育研究支援プログラム」の開始に合意したと発表した。開始時期は2020年4月。優秀な人財の育成と研究の質向上などを目指す。
博士課程への進学率は日本全体で減少傾向にあり、大学が研究能力を維持・向上していくためには、優秀な博士課程学生の確保が重大な課題になっているという。
「北大・日立協働教育研究支援プログラム」は、社会課題解決に貢献できる高度な技術の研究開発に取り組む人財を育成することが目的。優秀な学生の博士課程進学を促し、研究に専念できる環境を整えるために給付型奨学金を支給する。
対象は、北海道大学の博士課程に在学する学生。最大9人に、2020年度からの3年間で1人あたり年間520万円を支給する。このうち、日立製作所からは400万円の研究費と学生の生活費を、北海道大学からは120万円の研究費を支給し、3年間の支給総額は最大1.4億円規模となる。支援対象の研究テーマには環境技術も含まれ、「北大・日立協働教育研究支援プログラム」の実施を通じて、世界が直面する環境課題の解決にも貢献していく。
日立製作所と北海道大学は、2016年6月に「日立北大ラボ」を開設し、北海道での少子高齢化や人口減少などの社会課題を解決し、地域創生につながる共同研究を進めている。また、日立は、北大COI(センターオブイノベーション)の中心企業として岩見沢市と共同で母子健康調査などを実施し、健康経営都市の推進を進めるなど、産学連携による社会課題の解決や、持続可能な社会の実現を目指している。
博士課程への進学率は日本全体で減少傾向にあり、大学が研究能力を維持・向上していくためには、優秀な博士課程学生の確保が重大な課題になっているという。
「北大・日立協働教育研究支援プログラム」は、社会課題解決に貢献できる高度な技術の研究開発に取り組む人財を育成することが目的。優秀な学生の博士課程進学を促し、研究に専念できる環境を整えるために給付型奨学金を支給する。
対象は、北海道大学の博士課程に在学する学生。最大9人に、2020年度からの3年間で1人あたり年間520万円を支給する。このうち、日立製作所からは400万円の研究費と学生の生活費を、北海道大学からは120万円の研究費を支給し、3年間の支給総額は最大1.4億円規模となる。支援対象の研究テーマには環境技術も含まれ、「北大・日立協働教育研究支援プログラム」の実施を通じて、世界が直面する環境課題の解決にも貢献していく。
日立製作所と北海道大学は、2016年6月に「日立北大ラボ」を開設し、北海道での少子高齢化や人口減少などの社会課題を解決し、地域創生につながる共同研究を進めている。また、日立は、北大COI(センターオブイノベーション)の中心企業として岩見沢市と共同で母子健康調査などを実施し、健康経営都市の推進を進めるなど、産学連携による社会課題の解決や、持続可能な社会の実現を目指している。
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