うなぎ食べ放題(約4000円)が最高を通り越してカルチャーショックだった / 東京・赤坂
ロケットニュース242024年2月17日(土)14時55分
悔しいけれど、美味い。そりゃあ、約4000円でうなぎ食べ放題と聞いたら、味はイマイチかもと思ってしまう気持ちは分かる。
実際私も行く前は半信半疑だったけれど、食べてみたら普通に美味い。もはやカルチャーショックであった……が!
最高な体験だったからこそ、店を出たあとに「もっとこうすれば良かった」という後悔があったのも事実。そのあたりも含めて紹介したい。
店の名は「うな雲」といい、東京・赤坂に本店がある。店名だけを聞くと、日本によくあるタイプのうなぎ屋さんといった感じだが、お店の中はほぼ韓国料理店。
テレビなんかでは「うな雲 赤坂本店 兄夫(ヒョンブ)食堂」といった形で紹介されたこともあるようだ。
さて、席に着いてメニューを見ると、うなぎ食べ放題は100分で税抜3620円。税込みだと大体4000円で、うなぎの他にサムギョプサルと豚カルビも食べ放題の対象とのこと。
当然ながら注文するのは食べ放題。まず出てきたのは、韓国料理の定番である前菜的な小皿料理(パンチャン)だ。
さらに、チャプチェやトッポギまで来て、約4000円という価格がますます信じられなくなる。
しかも、やって来たうなぎが……
デカい。明らかに、デカい。一般的なうなぎ屋だったら特上サイズか? しかもしかも、その特上がいきなり3枚も来た。
まだ何もおかわりしてないが、初回注文のセットだけで余裕で元をとったのでは? っていうか、これでもう十分なんですけど。
まったく、なんちゅう食べ放題だ。
入店5分で豪快さに度肝を抜かれたが、1つ問題があるとすれば私がうなぎの焼き方を一切知らないということ。
だけど問題ない。店員さんが親切に教えてくれるし、なんなら焼いてくれる。
私の場合は店が比較的空いていた時間に訪問したということもあって店員さんがほぼ全てやってくれたが、もちろん自分で焼くことも可能。それはそれで楽しそうだ。
・蒲焼きとは違う
で、肝心のうなぎの味であるが、よくある蒲焼きとは違うし、白焼きとも違う。
焼き上がってハサミでカットされた うなぎに、タレ&コチュジャンを絡ませて食べるスタイルだ。
そのタレというのが ほんのりテリヤキ系でありながら、いわゆる「うなぎのタレ」ほど味が濃いわけではない。
なので蒲焼きのような濃厚さはないのだが、代わりにコチュジャンのボトルが添えられており、好みに応じて加える。いわば、味変できる うなぎ。
今まで知らなかった食べ方であるものの、これはこれで悪くない。むしろ、全然アリ。
ただ、一般的なうなぎの蒲焼きとはかなり違うので、それをイメージして店に行くと「なんだよ……」となる人だっているかも。
あともう1つ言っておきたいのは、うなぎはデカいだけじゃなく身が分厚いってこと。部位にもよるが、平均するとiPhoneの1.5倍くらいの厚みがあるのではないか?
だからと言うべきか、食感がしっかりしている。安いうなぎだと身がブニブニだったりするが、この店には全く当てはまらない。
また、脂がしたたる系のうなぎではなく、身が締まっている系。
もちろん臭みのようなものは全くなく、ただただ美味しいうなぎであった。
しかし、ここで誤算が。あまりにも1枚がデカい上に、わんこそば感覚で出てくることもあって、うなぎだけでお腹がいっぱいになってしまったのである。
サムギョプサルと豚カルビは一切注文することなく店を出るという失態。完全なる配分ミスである。
全体的に満足感はハンパなかったが、そこだけが心残りなのでもう1度店に行こうかな。あの感じだと、なに食っても美味い予感がするんだよなぁ……。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 うな雲 赤坂本店
住所 東京都港区赤坂2-13-17ミントミ赤坂第2ビル4F
時間 10:00~翌5:00(LO:4:30)
参考リンク:うな雲
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
画像をもっと見る
実際私も行く前は半信半疑だったけれど、食べてみたら普通に美味い。もはやカルチャーショックであった……が!
最高な体験だったからこそ、店を出たあとに「もっとこうすれば良かった」という後悔があったのも事実。そのあたりも含めて紹介したい。
店の名は「うな雲」といい、東京・赤坂に本店がある。店名だけを聞くと、日本によくあるタイプのうなぎ屋さんといった感じだが、お店の中はほぼ韓国料理店。
テレビなんかでは「うな雲 赤坂本店 兄夫(ヒョンブ)食堂」といった形で紹介されたこともあるようだ。
さて、席に着いてメニューを見ると、うなぎ食べ放題は100分で税抜3620円。税込みだと大体4000円で、うなぎの他にサムギョプサルと豚カルビも食べ放題の対象とのこと。
当然ながら注文するのは食べ放題。まず出てきたのは、韓国料理の定番である前菜的な小皿料理(パンチャン)だ。
さらに、チャプチェやトッポギまで来て、約4000円という価格がますます信じられなくなる。
しかも、やって来たうなぎが……
デカい。明らかに、デカい。一般的なうなぎ屋だったら特上サイズか? しかもしかも、その特上がいきなり3枚も来た。
まだ何もおかわりしてないが、初回注文のセットだけで余裕で元をとったのでは? っていうか、これでもう十分なんですけど。
まったく、なんちゅう食べ放題だ。
入店5分で豪快さに度肝を抜かれたが、1つ問題があるとすれば私がうなぎの焼き方を一切知らないということ。
だけど問題ない。店員さんが親切に教えてくれるし、なんなら焼いてくれる。
私の場合は店が比較的空いていた時間に訪問したということもあって店員さんがほぼ全てやってくれたが、もちろん自分で焼くことも可能。それはそれで楽しそうだ。
・蒲焼きとは違う
で、肝心のうなぎの味であるが、よくある蒲焼きとは違うし、白焼きとも違う。
焼き上がってハサミでカットされた うなぎに、タレ&コチュジャンを絡ませて食べるスタイルだ。
そのタレというのが ほんのりテリヤキ系でありながら、いわゆる「うなぎのタレ」ほど味が濃いわけではない。
なので蒲焼きのような濃厚さはないのだが、代わりにコチュジャンのボトルが添えられており、好みに応じて加える。いわば、味変できる うなぎ。
今まで知らなかった食べ方であるものの、これはこれで悪くない。むしろ、全然アリ。
ただ、一般的なうなぎの蒲焼きとはかなり違うので、それをイメージして店に行くと「なんだよ……」となる人だっているかも。
あともう1つ言っておきたいのは、うなぎはデカいだけじゃなく身が分厚いってこと。部位にもよるが、平均するとiPhoneの1.5倍くらいの厚みがあるのではないか?
だからと言うべきか、食感がしっかりしている。安いうなぎだと身がブニブニだったりするが、この店には全く当てはまらない。
また、脂がしたたる系のうなぎではなく、身が締まっている系。
もちろん臭みのようなものは全くなく、ただただ美味しいうなぎであった。
しかし、ここで誤算が。あまりにも1枚がデカい上に、わんこそば感覚で出てくることもあって、うなぎだけでお腹がいっぱいになってしまったのである。
サムギョプサルと豚カルビは一切注文することなく店を出るという失態。完全なる配分ミスである。
全体的に満足感はハンパなかったが、そこだけが心残りなのでもう1度店に行こうかな。あの感じだと、なに食っても美味い予感がするんだよなぁ……。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 うな雲 赤坂本店
住所 東京都港区赤坂2-13-17ミントミ赤坂第2ビル4F
時間 10:00~翌5:00(LO:4:30)
参考リンク:うな雲
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
画像をもっと見る
「うなぎ」をもっと詳しく
BIGLOBE旅行 都道府県民限定プランのご紹介♪
「うなぎ」のニュース
-
初開催!『うなぎサミットinとよはし2024』〜絶滅危惧種であるうなぎの食文化を次世代へ〜出店・協賛企業様を募集中!5月31日まで5月20日10時46分
-
関西でも好調のうなぎ専門店が旭区にやってきた鰻の成瀬 関目店5月18日オープン5月17日11時16分
-
【速報!】来る7月、国産うなぎ専門「薪焼うなぎ 銀座おのでら本店」オープン!ミシュラン1つ星4年連続獲得「薪焼 銀座おのでら」寺田料理長が手掛ける新業態5月17日11時16分
-
【平和島ボート G2モーターボート大賞】3連勝!福来剛がうなぎ上り5月16日20時17分
-
【なか卯】ふっくら香ばしいなか卯のうなぎを心ゆくまでご堪能あれ!うなぎと牛肉を同時に味わえる贅沢な一品「牛うな重」が今年も登場5月16日14時16分
-
横浜・植中朝日、アジア頂点へ暑熱対策「いろいろやってみようかな」 サウナ&うなぎでパワー注入!5月14日4時30分
-
完全うなぎ不使用「ほぼうなぎ(R)」の予約販売を開始5月13日11時46分
-
【宮崎電力グループ】宮崎市の株式会社大森淡水に自家消費太陽光発電設備を設置、脱炭素・電気代削減を目指して!5月10日18時16分
-
モンドセレクション最高金賞を獲得したうなぎブランド「大五うなぎ工房本店」にて、eギフトサービス『AnyGift』を導入5月10日12時16分
-
モンドセレクション最高金賞を獲得したうなぎブランド「大五うなぎ工房本店」にて、eギフトサービス『AnyGift』を導入5月10日12時16分