「老後の住宅難民」問題の実態とは?年金受給者に聞いたおすすめの「老後の住まい」
カシワバラ・コーポレーションは、全国の65歳以上の年金受給者である男女600名を対象に「老後の住まいに関する実態調査」を実施しました。
持ち家派の約9割は「マイホームでの老後生活をおすすめしたい」
持ち家にお住まいの方にお伺いします。 あなたは、老後に持ち家で生活することをおすすめしたいと思いますか。 (単一回答、持ち家住まいの人、n=300)
持ち家に住む年金受給者300名に対し、「老後に持ち家で生活することをおすすめしたいですか」と質問したところ、「とてもそう思う」が28.7%、「ややそう思う」61.0%という結果に。
約9割が「持ち家での老後生活をおすすめしたい」と思っており、持ち家派の現状の住まいに対する満足度は非常に高いことが明らかとなりました。
賃貸住宅にお住まいの方にお伺いします。 あなたは、老後に賃貸住宅で生活することをおすすめしたいと思いますか。(単一回答、賃貸住まいの人、n=300)
一方、賃貸に住む年金受給者300名に対し、「老後生活に賃貸住宅で生活することをおすすめしたいですか」と尋ねたところ、「とてもそう思う」が7.7%、「ややそう思う」が50.7%となりました。
約6割が「賃貸住宅で老後生活をおすすめしたい」と思っており、賃貸派の現状の住まいに対する満足度は、持ち家派と比較すると低いことが明らかとなりました。
賃貸派の3割以上は、高齢で引っ越しづらい”老後の住宅難民”問題を懸念
賃貸住宅にお住まいの方にお伺いします。 あなたは、これまでに年齢を理由に賃貸契約を断られた経験はありますか。(単一回答、賃貸住まいの人、n=600)
賃貸に住む年金受給者300名に「賃貸で懸念していたこと」を質問をしたところ、32.7%が「高齢で契約更新できない可能性があること」、31.0%が「高齢が理由で賃貸契約を断られる可能性があること」を懸念していることがわかりました。
一方、「年齢を理由に賃貸契約を断られた経験はあるか」と聞いたところ、3.3%の人が「ある」と回答。実際に高齢が理由で引っ越しがしにくい“老後の住宅難民”問題に直面している人がいることが判明しました。
調査概要
■調査内容:老後の住まいに関する実態調査■調査期間:2023年3月31日から4月3日■調査対象:65歳以上の年金を受け取っている男女600名■調査対象内訳:持ち家/マンション、持ち家/戸建て、賃貸/マンション、賃貸/戸建ての各150名■調査方法:インターネット調査(シグナルリサーチ)
カシワバラ・コーポレーションhttps://www.kashiwabara.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
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