日産が電気自動車×満島真之介のwebムービーを制作! 狙いは?
マイナビニュース2024年3月9日(土)11時0分
満島真之介さんが1人6役を演じるwebムービー「STORY OF EV-ERYONE 電気自動車×満島真之介」が日産自動車公式YouTubeチャンネルにて公開中だ。日産はこの動画を通じて電気自動車(EV)の何を伝えたいのか。発表会で確認してきた。
EVオーナーの生の声で動画を制作
これまでに「リーフ」「アリア」「サクラ」の3車種で累計25万台を超えるEVを日本で販売してきた日産自動車。日本におけるEVの普及に向けては、例えば災害現場におけるEVの活用であったり、積水ハウスとタッグを組んで集合住宅での充電器設置を推進したりとさまざまな活動を展開中だ。
webムービーの発表会には日産自動車 日本マーケティング本部 チーフマーケティングマネージャーの寺西章さんが登壇。同氏によると日産には、EVユーザーから「朝起きるといつも充電が満タンなので普段遣いでは全く心配ありません」「思った通りに車が動いてくれるので、運転が上手になったような感じがしてとても楽しい」といった声が届いているという。
一方、マンションなどの集合住宅に住んでいる人の中には、「自分にはまだEVは向いていない」と考える人もいるそうだ。
そうした人に対して、「EVのある暮らしがいかにワクワクさせるものであるか」を伝えるにはどうしたらいいのか。考えだしたひとつの答えが、EVオーナーから寄せられた生の声をストーリー化した今回の「STORY OF EV-ERYONE 電気自動車×満島真之介」だった。
タイトルにある「EV-ERYONE」(エブリワン)という言葉は、「電気自動車=EV」と「EVERYONE」という言葉を掛け合わせた造語。これにより、誰もが当たり前にEVを選択してワクワクできるという日産の思いを表現している。
満島さんと満島さんが最新技術でトークセッション?
webムービーの上映後、会場には主演を務めた満島さんがリーフに乗って登場。普段からよくクルマを運転するという満島さんは、「最近は日産の電気自動車を見かける機会が増えていて、電気自動車が浸透していることを実感しています」と話した。
撮影については「今回演じた6人は、いろいろな年代や地域、職業の方たちです。本当に、いろんなところで日産の電気自動車が選ばれる流れになってきているので、そういった思いも含めて、リアルな声を体現できればいいなと頑張って演じました」と振り返った。
ここからは、スクリーンに満島さんが動画内で演じた3人が登場。満島さん本人とのトークセッションが始まった。3人と満島さんがEVのある生活や撮影の感想などについてリアルにやり取りするという一風変わった試みに、満島さんは「すごく楽しかった」と興奮気味に話していた。
最後に満島さんは、「いろんな生活の中に電気自動車があるというスタイルを僕自身も体験させてもらって、今まで以上に注目するようになりました。正直に言って、スマホや音楽を聴くガジェットと(EVは)あまり変わらないです。若者からお年寄りまで、皆さんがいろんな形で楽しんでいけると思います。今回演じた6人のような方にお会いできるのを、僕も楽しみにしています」と未来のEVオーナーにメッセージを送った。
webムービーの狙いは? 日産の寺西さんを直撃!
発表会終了後、改めて寺西さんに今回のwebムービーの制作意図や出来栄えなどについて話を聞いてみた。
――今回のwebムービーに込めた思いを教えてください。
寺西さん:お伝えしたかったのは電気自動車というもののリアルな姿、リアルワールドでの本当の使われ方です。日産自動車側からもいろいろと情報発信を行っていますが、やっぱり企業が言っていることではなく、すでに電気自動車を乗りこなしている日本中のお客様のリアルな声を実際に聞いていただいた方が、「自分にも合うかもしれない」と共感していただけるところが絶対にあると思います。それを今回のwebムービーに託しました。
――webムービーでの情報発信ですが、ターゲット層は?
寺西さん:電気自動車のことをまだよく知らない、まだ身近に感じていない方に幅広く働きかけるのが狙いです。すでに老若男女、たくさんの方が乗りこなしていて、満足の声が上がっているというところを見ていただきたいです。おそらく都会や地方、それぞれの地域の方に、自分にも合うというふうに思っていただけると思います。
そろそろ電気自動車が当たり前に乗れる世の中になってきたと感じていただきたいと思っています。電気自動車というとまだまだ特別なクルマ、新しいクルマと考えていらっしゃるかもしれないですが、本当に楽しく使えますし、皆様の生活に合ったクルマなんだというところを感じていただきたいです。
――自動車の販売比率だと2%程度と言われている電気自動車ですが、どうしたら世の中に浸透していくとお考えですか?
寺西さん:まずは一度、電気自動車の試乗をしてみていただきたいです。ちょっと乗ってみる、ちょっと充電してみるなど、1回でも電気自動車を使ってみていただければ、そんなに怖がったり、不安に思ったりすることはなかったと感じていただけると思います。今回のwebムービーが電気自動車に触れていただくひとつのきっかけになってくれたらいいですね。
――webムービーで満島さんをキャスティングされた理由は?
寺西さん:日本全国の老若男女にメッセージを届けるという意味では、満島さんは自転車で日本一周をされていて、本当に全国を見てきた方です。その上で、都会でも地方でもリアルなお客様像というところを演じていただけると考えてお願いした次第です。
――ムービーの出来栄えはいかがですか?
寺西さん:私自身もリーフのユーザーですが、1人のユーザーとして、すごく共感する部分がありました。
安藤康之 あんどうやすゆき フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。 この著者の記事一覧はこちら
EVオーナーの生の声で動画を制作
これまでに「リーフ」「アリア」「サクラ」の3車種で累計25万台を超えるEVを日本で販売してきた日産自動車。日本におけるEVの普及に向けては、例えば災害現場におけるEVの活用であったり、積水ハウスとタッグを組んで集合住宅での充電器設置を推進したりとさまざまな活動を展開中だ。
webムービーの発表会には日産自動車 日本マーケティング本部 チーフマーケティングマネージャーの寺西章さんが登壇。同氏によると日産には、EVユーザーから「朝起きるといつも充電が満タンなので普段遣いでは全く心配ありません」「思った通りに車が動いてくれるので、運転が上手になったような感じがしてとても楽しい」といった声が届いているという。
一方、マンションなどの集合住宅に住んでいる人の中には、「自分にはまだEVは向いていない」と考える人もいるそうだ。
そうした人に対して、「EVのある暮らしがいかにワクワクさせるものであるか」を伝えるにはどうしたらいいのか。考えだしたひとつの答えが、EVオーナーから寄せられた生の声をストーリー化した今回の「STORY OF EV-ERYONE 電気自動車×満島真之介」だった。
タイトルにある「EV-ERYONE」(エブリワン)という言葉は、「電気自動車=EV」と「EVERYONE」という言葉を掛け合わせた造語。これにより、誰もが当たり前にEVを選択してワクワクできるという日産の思いを表現している。
満島さんと満島さんが最新技術でトークセッション?
webムービーの上映後、会場には主演を務めた満島さんがリーフに乗って登場。普段からよくクルマを運転するという満島さんは、「最近は日産の電気自動車を見かける機会が増えていて、電気自動車が浸透していることを実感しています」と話した。
撮影については「今回演じた6人は、いろいろな年代や地域、職業の方たちです。本当に、いろんなところで日産の電気自動車が選ばれる流れになってきているので、そういった思いも含めて、リアルな声を体現できればいいなと頑張って演じました」と振り返った。
ここからは、スクリーンに満島さんが動画内で演じた3人が登場。満島さん本人とのトークセッションが始まった。3人と満島さんがEVのある生活や撮影の感想などについてリアルにやり取りするという一風変わった試みに、満島さんは「すごく楽しかった」と興奮気味に話していた。
最後に満島さんは、「いろんな生活の中に電気自動車があるというスタイルを僕自身も体験させてもらって、今まで以上に注目するようになりました。正直に言って、スマホや音楽を聴くガジェットと(EVは)あまり変わらないです。若者からお年寄りまで、皆さんがいろんな形で楽しんでいけると思います。今回演じた6人のような方にお会いできるのを、僕も楽しみにしています」と未来のEVオーナーにメッセージを送った。
webムービーの狙いは? 日産の寺西さんを直撃!
発表会終了後、改めて寺西さんに今回のwebムービーの制作意図や出来栄えなどについて話を聞いてみた。
――今回のwebムービーに込めた思いを教えてください。
寺西さん:お伝えしたかったのは電気自動車というもののリアルな姿、リアルワールドでの本当の使われ方です。日産自動車側からもいろいろと情報発信を行っていますが、やっぱり企業が言っていることではなく、すでに電気自動車を乗りこなしている日本中のお客様のリアルな声を実際に聞いていただいた方が、「自分にも合うかもしれない」と共感していただけるところが絶対にあると思います。それを今回のwebムービーに託しました。
――webムービーでの情報発信ですが、ターゲット層は?
寺西さん:電気自動車のことをまだよく知らない、まだ身近に感じていない方に幅広く働きかけるのが狙いです。すでに老若男女、たくさんの方が乗りこなしていて、満足の声が上がっているというところを見ていただきたいです。おそらく都会や地方、それぞれの地域の方に、自分にも合うというふうに思っていただけると思います。
そろそろ電気自動車が当たり前に乗れる世の中になってきたと感じていただきたいと思っています。電気自動車というとまだまだ特別なクルマ、新しいクルマと考えていらっしゃるかもしれないですが、本当に楽しく使えますし、皆様の生活に合ったクルマなんだというところを感じていただきたいです。
――自動車の販売比率だと2%程度と言われている電気自動車ですが、どうしたら世の中に浸透していくとお考えですか?
寺西さん:まずは一度、電気自動車の試乗をしてみていただきたいです。ちょっと乗ってみる、ちょっと充電してみるなど、1回でも電気自動車を使ってみていただければ、そんなに怖がったり、不安に思ったりすることはなかったと感じていただけると思います。今回のwebムービーが電気自動車に触れていただくひとつのきっかけになってくれたらいいですね。
――webムービーで満島さんをキャスティングされた理由は?
寺西さん:日本全国の老若男女にメッセージを届けるという意味では、満島さんは自転車で日本一周をされていて、本当に全国を見てきた方です。その上で、都会でも地方でもリアルなお客様像というところを演じていただけると考えてお願いした次第です。
――ムービーの出来栄えはいかがですか?
寺西さん:私自身もリーフのユーザーですが、1人のユーザーとして、すごく共感する部分がありました。
安藤康之 あんどうやすゆき フリーライター/フォトグラファー。編集プロダクション、出版社勤務を経て2018年よりフリーでの活動を開始。クルマやバイク、競馬やグルメなどジャンルを問わず活動中。 この著者の記事一覧はこちら
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