アルコール消毒のあとはよく乾かして!そうしないと... コロナ禍での「書店員の困りごと」に反響
「コロナ禍での困りごと」
2022年2月20日、そう題された4コマ漫画がツイッターに投稿され、注目を集めた。
投稿したのは、『本屋の堀ちゃん』(双葉社)などの作品で知られる漫画家・書店員の佐久間薫(@sasakumako)さん。
今回話題の作品は、コロナ禍で書店員が遭遇したある出来事をゆるいタッチで描いている。
「ん?」
ある日、店内に陳列されている雑誌の異変に気づいた書店員。一体、どうしたというのだろうか——。
これじゃ売り物にならない
「泉さん、なんか雑誌がくっついちゃってます」
と、先輩らしき同僚に声をかける書店員。雑誌の表紙と表紙がびたっとくっついてしまって大変なことになってしまっているというのだ。
このまま力任せに剥がしたら悲惨なことになりそう...。というか、これじゃ売り物にならないじゃないか......。
「あーこれ 消毒液が乾かないうちに触るとこうなるんだよな〜」
と、泉さん。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、アルコール消毒を徹底するお店が増えたが、まさかこんな弊害があるとは...。本は返品するしかなさそうで、確かにこれはコロナ禍ならではの困りごとだ。
「というわけで本に触れる前によく乾かしていただけると大変助かります...」
作者の佐久間さんは最後にそんなメッセージを添えて、注意を促した。
「本屋に行った時気をつけるようにします」
佐久間さんのツイートは、8日夜時点で1万1000件を超える「いいね」が付くほど反響を呼び、こんな声も寄せられている。
「こうなるんですね...本屋に行った時気をつけるようにします」
「ふと思ったのですけど、こういう本をお客さんが『買いたい』と言った場合はどうなります?」
確かに、買いたいお客さんがいた場合はどうなるのだろうか。佐久間さんによれば、
「同じものを取り寄せか、剥がしたもので良ければ、それをお売りするかと...」
とのこと。やはり、本がベストな状態でないと書店員さんも良い気はしなそうだ。
読者の皆さんは本屋さんに立ち寄った際、くれぐれも気をつけてほしい。
また、佐久間さんはこの漫画に続けて「コロナ禍での困りごと2」を投稿。そこに描かれたのは
「マスクなし&マスクしてたのに会話する際下げるという謎の人がいます」
という問題。ほかのお客さんを不安にさせてしまうこともあり、「本当に困っています」とのことだ。
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