25年卒大学生、内々定率34%…7割が内々定キープし活動継続
リセマム2024年3月12日(火)9時15分
マイナビは2024年3月8日、2025年卒業予定の大学生・大学院生を対象に実施した「大学生活動実態調査」の結果を発表した。内々定率は、前年比16.2ポイント増の34.3%。71.6%が内々定を保有したまま就職活動を継続する意向だという。
調査は2024年3月1日~3日、2025年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生を対象にWebアンケートにて実施した。有効回答数1,200名(文系男子174名、文系女子548名、理系男子227名、理系女子251名)。
調査結果によると、3月1日~3日時点での内々定率は前年比16.2ポイント増の34.3%だった。2025年卒生においてはインターンシップの定義改正があり、一定の条件を満たすインターンシップ・プログラムに参加した学生の情報を採用選考に利用しても良いと明記。時期については「広報活動開始・採用選考開始時期以降に限る」としているが、一部でそれよりも前に採用選考が開始されていた影響で、内々定率が大きく上昇したと考えられるという。
就職活動で現在もっとも注力していることについては、「エントリーシート提出」が最多で27.8%だった。「エントリー」(前年比6.5ポイント減)や「合同企業説明会に参加」(前年比4.3ポイント減)などの選考前の活動割合については、前年より減少しており、採用選考に参加する時期が前倒しになっていることがうかがえる。しかし、企業側の採用選考に関し、面接や内々定出しの開始は3月以降が大半となっていることから、就職活動が本格化するのはこれからであると考えられるという。
内々定保有者に就職活動の継続について尋ねたところ、活動を継続する意向の学生は71.6%(前年比6.2ポイント減)だった。いつまで活動を続けるかについては「2024年6月末」までとの回答がもっとも多く29.5%(前年比1.1ポイント増)となり、内々定を保有したまま就職活動を継続する学生が多数いることがわかった。
就職先として企業を選ぶ際のポイントとして、最多は「待遇面が良い」で22.8%(前年比4.5ポイント増)。昨年もっとも多かった「社風や働く社員が良い・良さそう」は2番目で22.6%(前年比6.1ポイント減)となった。上位2項目はほぼ同じ割合であり、待遇の良さと社風の良さの両方が企業を選ぶうえで特に重要なポイントとなるようだ。
また、2023年4月より、従業員規模1,000人以上の企業に対し、男性社員の育児休業取得率などの公表が義務化された。2025年4月からは、その対象が従業員規模100人以上に拡大される方針で検討されている。そこで「男性育児休業取得率」について、企業選びの際にどの程度関心があるか尋ねたところ、「関心がある」が72.7%と高い関心が寄せられていることがわかった。調査「2025年卒 大学生 活動実態調査(3月1日)」結果の詳細は、マイナビのWebサイトから確認できる。
調査は2024年3月1日~3日、2025年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生を対象にWebアンケートにて実施した。有効回答数1,200名(文系男子174名、文系女子548名、理系男子227名、理系女子251名)。
調査結果によると、3月1日~3日時点での内々定率は前年比16.2ポイント増の34.3%だった。2025年卒生においてはインターンシップの定義改正があり、一定の条件を満たすインターンシップ・プログラムに参加した学生の情報を採用選考に利用しても良いと明記。時期については「広報活動開始・採用選考開始時期以降に限る」としているが、一部でそれよりも前に採用選考が開始されていた影響で、内々定率が大きく上昇したと考えられるという。
就職活動で現在もっとも注力していることについては、「エントリーシート提出」が最多で27.8%だった。「エントリー」(前年比6.5ポイント減)や「合同企業説明会に参加」(前年比4.3ポイント減)などの選考前の活動割合については、前年より減少しており、採用選考に参加する時期が前倒しになっていることがうかがえる。しかし、企業側の採用選考に関し、面接や内々定出しの開始は3月以降が大半となっていることから、就職活動が本格化するのはこれからであると考えられるという。
内々定保有者に就職活動の継続について尋ねたところ、活動を継続する意向の学生は71.6%(前年比6.2ポイント減)だった。いつまで活動を続けるかについては「2024年6月末」までとの回答がもっとも多く29.5%(前年比1.1ポイント増)となり、内々定を保有したまま就職活動を継続する学生が多数いることがわかった。
就職先として企業を選ぶ際のポイントとして、最多は「待遇面が良い」で22.8%(前年比4.5ポイント増)。昨年もっとも多かった「社風や働く社員が良い・良さそう」は2番目で22.6%(前年比6.1ポイント減)となった。上位2項目はほぼ同じ割合であり、待遇の良さと社風の良さの両方が企業を選ぶうえで特に重要なポイントとなるようだ。
また、2023年4月より、従業員規模1,000人以上の企業に対し、男性社員の育児休業取得率などの公表が義務化された。2025年4月からは、その対象が従業員規模100人以上に拡大される方針で検討されている。そこで「男性育児休業取得率」について、企業選びの際にどの程度関心があるか尋ねたところ、「関心がある」が72.7%と高い関心が寄せられていることがわかった。調査「2025年卒 大学生 活動実態調査(3月1日)」結果の詳細は、マイナビのWebサイトから確認できる。
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