3歳でポルノに出演、10歳で“おじさん”たちとディープキス… カルト教団「神の子」元信者がヤバ過ぎる実態を激白
悪名高いカルト教団「神の子(Children of God)」は、1968年にデビッド・バーグが米カリフォルニア州で創設したキリスト教系新宗教だ。現在もファミリー・インターナショナル(TFI)と名を変え活動している。この団体は児童の性的虐待の噂が絶えず、元信者の内部告発が続いている。
セリーナ・ケリーさんもその1人だ。彼女は1980年代にフィリピンで神の子に入信していた両親ももとに生まれ、3歳で指導者のバーグと結婚させられたという。現在、トラウマや児童虐待の被害者のために尽力しているセリーナさんは、Shaun Attwoodポッドキャストに出演し、神の子での生活の恐ろしさについて語った。
バーグの家で大人たちが集まって「酔っぱらいの乱交パーティー」をしたことを思い出しながら、彼女はこう話した。「みんな一緒に飲んでセックスして、子どもたちは放っておかれました」。
「私が2歳か3歳くらいから持っているもう一つの記憶は、バーグが子供とポルノビデオを撮影することに夢中になり、子供をストリップをさせていたことです。」(セリーナさん)
セリーナさん自身もその被害者であり、3歳の時にビデオの出演者に選ばれたという。
「私は茫然自失で泣いてしまいました。すると撮影が止まり、罰として殴られ、暗い部屋に入れられました。私の心の中では、もし私が泣いたら、もし私が醜い顔をしていたら、ビデオに出る必要はないだろうと考えていました。適者生存を子供ながらに考える必要があったんです。」(同)
神の子での児童性的虐待については公式にはまだ立証されていない。しかし、バーグの孫娘であるフェイス・ジョーンズさんも教団の乱れた性について告発している。
ジョーンズさんは6歳の頃から、グループの男性“おじさん”と性的な状況になることを強いられていたと話している。
「私は小さな修道女のように育ちましたが、セックスばかりでした」(ジョーンズさん)
彼女の回想録『Sex Cult Nun(セックス・カルトの修道女)』(William Morrow)には、カルトで育った彼女の姿が詳細に描かれている。
ジョーンズは「愛の法則」を信じて育ち、女性は男性とのセックスに服従することでイエスの愛を示すようにと教わり、6歳の頃からそのした行為をさせられてきたという。
彼女は22歳で教団を抜け出し、大学の学位を取得。現在は弁護士として活躍している。しかし、自分が受けた虐待を完全に受け入れるには、何年もかかったと彼女は言う。
「脱退したとき、私はまだ、自分が教えられてきたことが必ずしも間違っているとは思っていませんでした。ああ、こういうことだったんだと思えるようになるまでには、普通の社会で数年間生活する必要がありました。」(同)
ジョーンズさんは1977年に香港で、神の子の一夫多妻制の家庭の7番目の子供として生まれた。彼女は6人の異母兄弟、2人の母親(父親の最初の妻であるマミー・エスターと、ロングアイランド出身の元ヒッピーである実母のマミー・ルーシー)と共に育ち、学校教育は受けず、1日に何時間も祈り、家事をし、終末の準備をしていたという。ジョーンズさんの父ホセアは、デビッド・バーグの息子だ。
セックスは彼らの生活のあらゆる面に浸透していたという。裸の女性の漫画が宗教文献を飾り、聖霊は「真珠の糸で留められたハート型のビキニだけを身につけた、豊満で、熱くて、官能的な女神」として描かれていた。毎月のニュースレターには、上半身裸の女性の写真が掲載され、性器の詳細な図と、「完全に興奮した裸の男」が花冠をかぶった女性を貫く絵が描かれていたそうだ。
1980年代初頭にジョーンズさんがまだ幼かったとき、母親の「Flirty Fishing(浮気釣り)」ミッションに参加することがあったという。基本的に、神の子では女性はキリストのために売春し、男性を誘惑するか、少なくとも彼らから好意を引き出すことが期待された。客と母親が行為に及んでいるとき、ジョーンズさんは寝たふりをしてやり過ごしたという。
そして、6歳頃になると「ジェフおじさん」(子どもたちは教団内の大人をすべて「おじさん」「おばさん」と呼んでいた)から、手を使って彼を喜ばせる方法を教わったという。10歳になる頃には2人の年上の「おじさん」が彼女にディープキスをした。
ジョーンズさんが彼ら男性を避けようとすると、「どうしてもっと愛情を注げないの」と迫ったという。また、彼女の兄弟は10歳になる頃にはすでにセックスを経験し、好みの「おばさん」と時間を過ごしていたという。
20歳を超えるまで望まぬセックスを強要され続けてきたジョーンズさんだが、「神があなたを罰すると言われたり、屈辱を恐れて誰かとセックスするよう強要されることは、レイプと同じだと理解するまでに長い時間がかかった」という。大学で初めて真剣に付き合ったボーイフレンドからカルトでの体験を話すように促され、自分が経験したことは不快なだけでなく、間違っているのだと気づいたとジョーンズさんは話している。
現在、彼女は弁護士として女性や子供の権利について啓発する活動をしている。
「人がいかに純粋に、深く騙されるかを理解しています。その行為が悪いこと、違反であることに変わりはありませんが、私の受け止め方は変わりました。女性の権利や子供の権利など、虐待や操作の分野で文化的な変化を起こすことができればと思います。私はこの教団での個人的な経験から光を当てていますが、これらの話題は誰にでも関係するものです。」(同)
参考:「Daily Star」「The New York Post」ほか
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