「横転」「事故」に備えるために…安全性を高める「自転車アイテム」を専門家が紹介 !
TOKYO FM+2024年3月30日(土)11時40分
TOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」内でお送りしている「JA共済 presents なるほど!交通安全」。3月22日(金)放送のテーマは、「自転車の交通安全アイテム」について。自転車走行の安全性を高めるグッズを紹介しました。
◆自分に合った自転車を選ぼう
気温が上がり、サイクリングに適した季節まであともう少し。この春から自転車通勤・通学をする方もいるでしょう。そこで今回は、全国に530以上ある自転車専門店「サイクルベースあさひ」の運営会社である株式会社あさひの古頭有沙さんに、自転車の交通安全アイテムを紹介していただくことに。
そもそも、今の自転車は3種類のタイプがあると言います。
【シティサイクル】
通勤時、通学時、買い物時など、日常の移動手段として幅広く利用できる自転車。かごや荷台が付いており、たくさんの荷物を運べるのも特徴。
【スポーツバイク(クロスバイクやロードバイクなど)】
長距離を走るのに適していて、最近はスポーツやフィットネス目的で使う方も。ランニングに比べると膝にかかる負担が少なく、運動不足を感じている方にもオススメ。
【電動アシスト自転車】
モーターの力で“漕ぐ力”をアシストしてくれるので、年配の方や坂道の多い地域での走行に人気。ほかにも「E-バイク(E-bike)」というスポーツタイプの電動アシスト自転車もあり、年齢や体力を問わず楽しむことができるので、行動範囲がグッと広がる。
このように、自転車のタイプによって適した使用シーンもさまざまなので、新たに自転車を購入する方だけでなく、今の自転車を乗り続ける方も、このタイミングで乗る目的や走行する道路環境を見直してみるといいかもしれません。
◆ヘルメットで不測の事態に備えよう
続いて、私たちを守る自転車の交通安全グッズに注目。まずは、何をおいても頭を守る「ヘルメット」です。古頭さんいわく、以前の自転車用ヘルメットは、スポーツ用自転車に乗るときにかぶるようなスポーティーなタイプが多かったそうですが、「最近は、帽子感覚でかぶることができるオシャレなヘルメットだったり、カラー展開が豊富なヘルメットが人気です」と話します。
また子ども用ヘルメットも、軽量化されて首などへの負担が少ないものや、表面に人気キャラクターがプリントされた商品も販売されています。価格は、普段使いのものだと大人用で5,000円台〜8,000円台、子ども用は2,000円台〜5,000円台が相場で、商品選びの傾向としては、「もしものときに頭部をしっかり守ってくれるように『SGマーク』『CEマーク』といった安全基準の認証マークが付いたものを選ばれる方が多いです」と古頭さん。
警察庁によると、自転車乗用中の交通事故で亡くなる人のうち、約6割は頭部に致命傷を負っています。必ずヘルメットを着用し、子どもにもヘルメット着用を促しましょう。
◆「フロントライト」と「テールライト」
夜の時間帯を走行する際に使用する「ライト」は、自分の視野を確保するだけでなく、自動車に自分の存在を気づいてもらう意味もあります。しかし、あまり明るくないライトで走行していると、自動車側から自転車の姿がよく見えていないケースもあります。そんなときは、オプションで取り付けられるフロントライトや赤いテールライトがオススメです。
古頭さんは「フロントライトは、ハンドルに取り付けられる後付けタイプのものがあり、視認性を高くさせるために、これをシティサイクルに後付けして使う方も多いです」と解説。離れた場所からも自転車の存在をしっかり知らせることができて、安全に自転車を走らせることができます。最近はバッテリーの稼働時間も長くなり、明るく光るLEDを使用したライトが主流になっています。
また、シティサイクルの場合は、光を発さない赤い反射板が付いているだけのタイプも少なくありません。そのため、後からテールライトを取り付ける際は、法律上、必ず赤く光るものを車両の後部に取り付けましょう。
自転車に乗る方は、自動車からしっかり気付いてもらえる装備になっているか、いま一度確認しましょう。
<番組概要>
番組名:JA共済 presents なるほど!交通安全
放送日時:毎週金曜 7:00〜7:27
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/koutsu/
◆自分に合った自転車を選ぼう
気温が上がり、サイクリングに適した季節まであともう少し。この春から自転車通勤・通学をする方もいるでしょう。そこで今回は、全国に530以上ある自転車専門店「サイクルベースあさひ」の運営会社である株式会社あさひの古頭有沙さんに、自転車の交通安全アイテムを紹介していただくことに。
そもそも、今の自転車は3種類のタイプがあると言います。
【シティサイクル】
通勤時、通学時、買い物時など、日常の移動手段として幅広く利用できる自転車。かごや荷台が付いており、たくさんの荷物を運べるのも特徴。
【スポーツバイク(クロスバイクやロードバイクなど)】
長距離を走るのに適していて、最近はスポーツやフィットネス目的で使う方も。ランニングに比べると膝にかかる負担が少なく、運動不足を感じている方にもオススメ。
【電動アシスト自転車】
モーターの力で“漕ぐ力”をアシストしてくれるので、年配の方や坂道の多い地域での走行に人気。ほかにも「E-バイク(E-bike)」というスポーツタイプの電動アシスト自転車もあり、年齢や体力を問わず楽しむことができるので、行動範囲がグッと広がる。
このように、自転車のタイプによって適した使用シーンもさまざまなので、新たに自転車を購入する方だけでなく、今の自転車を乗り続ける方も、このタイミングで乗る目的や走行する道路環境を見直してみるといいかもしれません。
◆ヘルメットで不測の事態に備えよう
続いて、私たちを守る自転車の交通安全グッズに注目。まずは、何をおいても頭を守る「ヘルメット」です。古頭さんいわく、以前の自転車用ヘルメットは、スポーツ用自転車に乗るときにかぶるようなスポーティーなタイプが多かったそうですが、「最近は、帽子感覚でかぶることができるオシャレなヘルメットだったり、カラー展開が豊富なヘルメットが人気です」と話します。
また子ども用ヘルメットも、軽量化されて首などへの負担が少ないものや、表面に人気キャラクターがプリントされた商品も販売されています。価格は、普段使いのものだと大人用で5,000円台〜8,000円台、子ども用は2,000円台〜5,000円台が相場で、商品選びの傾向としては、「もしものときに頭部をしっかり守ってくれるように『SGマーク』『CEマーク』といった安全基準の認証マークが付いたものを選ばれる方が多いです」と古頭さん。
警察庁によると、自転車乗用中の交通事故で亡くなる人のうち、約6割は頭部に致命傷を負っています。必ずヘルメットを着用し、子どもにもヘルメット着用を促しましょう。
◆「フロントライト」と「テールライト」
夜の時間帯を走行する際に使用する「ライト」は、自分の視野を確保するだけでなく、自動車に自分の存在を気づいてもらう意味もあります。しかし、あまり明るくないライトで走行していると、自動車側から自転車の姿がよく見えていないケースもあります。そんなときは、オプションで取り付けられるフロントライトや赤いテールライトがオススメです。
古頭さんは「フロントライトは、ハンドルに取り付けられる後付けタイプのものがあり、視認性を高くさせるために、これをシティサイクルに後付けして使う方も多いです」と解説。離れた場所からも自転車の存在をしっかり知らせることができて、安全に自転車を走らせることができます。最近はバッテリーの稼働時間も長くなり、明るく光るLEDを使用したライトが主流になっています。
また、シティサイクルの場合は、光を発さない赤い反射板が付いているだけのタイプも少なくありません。そのため、後からテールライトを取り付ける際は、法律上、必ず赤く光るものを車両の後部に取り付けましょう。
自転車に乗る方は、自動車からしっかり気付いてもらえる装備になっているか、いま一度確認しましょう。
<番組概要>
番組名:JA共済 presents なるほど!交通安全
放送日時:毎週金曜 7:00〜7:27
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/koutsu/
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