600万円安くなっていた家を購入 駐車場問題の次は、隣人から「エアコン室外機」についてクレームを受けて......【後編】

2024年5月19日(日)11時17分 キャリコネニュース

画像はイメージ


マイホーム購入にあたっては、立地や建物の良し悪しは分かっても、近隣住民の性質まで事前に把握するのは難しい。40代の男性(事務・管理/年収750万円)は、立地が良く、価格が販売当初より600万円も下がっていた一戸建ての建売住宅を購入した。


そこは隣の家が「旗竿地」で、隣接する自宅の駐車スペースに車を停めると「車の出入りがしづらくなる」とクレームを受けてしまった。


やむを得ず月極駐車場を自分が借りることで解決をみたが、自分の家には車を置くことができなくなったのだから痛手だろう。余計な出費もかかる。しかも隣人の苦情はそれで終わらなかった。


「室外機の風が家に向いてるのが嫌」というクレーム



2つ目のクレームは、こんなことだった。


「『うちのエアコンの室外機の風が家に向いてるのが嫌なので室外機の場所を変えて欲しい』というものでした」


騒音や日当たりなどではなく、「室外機の風」を問題にしてくるというのは、けっこう特殊なケースではないだろうか。しかしネットで調べると、室外機に近いところにお隣の窓などがある場合、「熱風が入って来る、音がうるさい」という苦情を受けることはあるようだ。


男性宅のエアコン室外機から、どれだけの風が隣家へ吹き付けていたのかは分からない。ただ、今回も男性は


「これは室外機に風向調整板という風の向きを上にする板を付けて解決しました」


と誠実に対応した。お買い得だったはずのマイホーム購入だが、男性は今更ながらこんな風に思いを巡らせている。


「好立地で価格が販売当初より600万も下がっており購入しましたが、不動産屋さんの、『案内は多いけど中々決まらない』と言ってた理由が隣人のせいだとわかりました。確かに契約時、隣人は神経質だと説明がありました。やはり内見無しでの住宅購入はダメだと勉強になりました」


大きな買い物だけに若干の後悔もにじませたが、「隣人も神経質なだけで悪い人ではないので、今は表面上お互い仲良くしています」と“表向きは”平穏に暮らしているようだ。

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