【高校受験2021】進学校は高倍率を維持…神奈川県公立高入試を総括、中萬学院
リセマム2021年4月12日(月)14時45分
中萬学院は2021年4月9日、神奈川県の2021年度公立高校入試についての総括を公表した。大学進学を重視し、かつ実績をあげている進学校は毎年高倍率化する傾向が見られるが、2021年度も安定した人気を維持した。
2021年度の神奈川県全日制公立高校の実質競争率(合格発表時の競争率)は、1.19倍で昨年度の1.18倍とほぼ変わらない数字となった。しかし、2021年度は、1.5倍以上・1.4倍以上・1.3倍以上の高倍率高校・学科の合計は26校で、2015年度以来6年ぶりに30校を下回った。「実質倍率が1.0倍ちょうどか定員割れ」の高校・学科の割合は全体の26.5%で昨年度よりは下がったものの、37校53学科1,039名の2次募集が行われる結果となった。
2021年度入試の高倍率校(2学級以上募集のあった全日制高校・学科)をランキング化すると、1位は神奈川総合(普通科個性化コース)実質倍率1.92倍、2位は横浜翠嵐(普通科)同1.80倍、3位は横浜緑ケ丘(普通科)同1.68倍、4位は神奈川総合(普通科国際文化コース)同1.66倍、5位は多摩(普通科)同1.63倍。大学進学を重視し、かつ実績をあげている進学校は毎年高倍率化する傾向が見られ、安定した人気を維持している。県の学力向上進学重点校に指定されている横浜翠嵐、湘南(8位・1.49倍)や学力向上進学重点校エントリー校である横浜緑ケ丘・多摩・大和(10位・1.42倍)は、毎年ランキングの常連校となっている。神奈川総合は個性化コース・国際文化コースに加え、2021年度は新設の舞台芸術科でも30名の募集が行われた。2学級以上の募集に絞っているためランキング外としたが、2.30倍と高倍率だった。
神奈川県教育委員会は4月1日、「令和3年度神奈川県公立高等学校入学者選抜学力検査の結果」を公表。発表資料をもとに合格者平均点の推移をみると、5教科全体の合格者平均点は、2021年度が301.2点と2020年度から12.9ポイント上昇。教科別では特に社会が、72.6点と昨年度から14.4ポイントも上昇し、5教科全体の合格者平均点の押し上げにつながった。社会だけ平均点が高くなったため、来年度の社会科は問題難度の調整が入る可能性が高いと考えられる。
そのほか、2021年度も県立の学力向上進学重点校と同エントリー校の計17校では特色検査を実施。易化する学力検査で差がつきにくくなっているため、特色検査の重要性がより高まっている。特色検査の得点差が合格・不合格に大きく影響するので、1点でも多く獲得できるよう、受験生はしっかりと対策と訓練を行っておく必要がある。なお、2020年12月に新たに学力向上進学重点校エントリー校の指定を受けた横浜国際高校は、2022年度入試から共通問題と共通選択問題による特色検査が実施される。入試総括は、Webサイトでグラフなどを用いてわかりやすく解説している。
2021年度の神奈川県全日制公立高校の実質競争率(合格発表時の競争率)は、1.19倍で昨年度の1.18倍とほぼ変わらない数字となった。しかし、2021年度は、1.5倍以上・1.4倍以上・1.3倍以上の高倍率高校・学科の合計は26校で、2015年度以来6年ぶりに30校を下回った。「実質倍率が1.0倍ちょうどか定員割れ」の高校・学科の割合は全体の26.5%で昨年度よりは下がったものの、37校53学科1,039名の2次募集が行われる結果となった。
2021年度入試の高倍率校(2学級以上募集のあった全日制高校・学科)をランキング化すると、1位は神奈川総合(普通科個性化コース)実質倍率1.92倍、2位は横浜翠嵐(普通科)同1.80倍、3位は横浜緑ケ丘(普通科)同1.68倍、4位は神奈川総合(普通科国際文化コース)同1.66倍、5位は多摩(普通科)同1.63倍。大学進学を重視し、かつ実績をあげている進学校は毎年高倍率化する傾向が見られ、安定した人気を維持している。県の学力向上進学重点校に指定されている横浜翠嵐、湘南(8位・1.49倍)や学力向上進学重点校エントリー校である横浜緑ケ丘・多摩・大和(10位・1.42倍)は、毎年ランキングの常連校となっている。神奈川総合は個性化コース・国際文化コースに加え、2021年度は新設の舞台芸術科でも30名の募集が行われた。2学級以上の募集に絞っているためランキング外としたが、2.30倍と高倍率だった。
神奈川県教育委員会は4月1日、「令和3年度神奈川県公立高等学校入学者選抜学力検査の結果」を公表。発表資料をもとに合格者平均点の推移をみると、5教科全体の合格者平均点は、2021年度が301.2点と2020年度から12.9ポイント上昇。教科別では特に社会が、72.6点と昨年度から14.4ポイントも上昇し、5教科全体の合格者平均点の押し上げにつながった。社会だけ平均点が高くなったため、来年度の社会科は問題難度の調整が入る可能性が高いと考えられる。
そのほか、2021年度も県立の学力向上進学重点校と同エントリー校の計17校では特色検査を実施。易化する学力検査で差がつきにくくなっているため、特色検査の重要性がより高まっている。特色検査の得点差が合格・不合格に大きく影響するので、1点でも多く獲得できるよう、受験生はしっかりと対策と訓練を行っておく必要がある。なお、2020年12月に新たに学力向上進学重点校エントリー校の指定を受けた横浜国際高校は、2022年度入試から共通問題と共通選択問題による特色検査が実施される。入試総括は、Webサイトでグラフなどを用いてわかりやすく解説している。
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