「住みたい街ランキング」7年連続1位!王者「横浜」の圧倒的な利便性
All About2024年4月28日(日)19時30分
人生で最も大きな買い物といえるマイホーム。どんな家に住むかと同じくらい「どこに住むか」も重要です。不動産業界で豊富な経験をもつ1級FP技能士が、気になる地域にスポットを当てて紹介します。今回は「横浜」に注目してみます。
人生で最も大きな買い物といえるマイホーム。どんな家に住むかと同じくらい「どこに住むか」も重要です。通勤や日常生活、子育てなど具体的な生活をイメージしつつ、資産価値の落ちにくいエリアを選ぶことで、将来的な安心にもつながるはず。不動産業界で豊富な経験をもつ1級FP技能士が、気になる地域にスポットを当てて紹介します。
具体的には、通勤圏内であることを考慮して、住まいから職場までの距離というよりも、電車やバスなどの「利用時間」や「乗り換え回数」が許容の範囲内かということで、予算との兼ね合いから範囲を広げていくことになろうかと思います。
また、日常の買い物の利便性としては近くにスーパーがあるか、いくつあるかがポイントとなるでしょう。同様に日常の買い物以外にも、デパートやショッピングモール、映画館、美術館などの施設が近くにあることもプラスポイントとなります。
一方、繁華街として栄えているエリアにあっては住環境としては、静けさがないことや治安の面からマイナスポイントとなりますが、一定の住宅街を形成していたり、桜並木がすてきだったり、イルミネーションがきれいだったり、また規模の大小を問わず公園などの自然が確保されていたりすると、特に子育て世代にとってはプラスとなるでしょう。
さらに子育て世代にとっては、授業料無償など行政の支援の有無のほか、保育園や待機児童率も住まい選びの基準となります。
このような住まい選びの基準を満たす地域は人気もあり、既に住宅価格も高くなってはいますが、資産価値が落ちにくいともいえ、いわゆる「買いの地域」となるでしょう。
今回は、「SUUMO住みたい街ランキング2024首都圏版」で7年連続1位の横浜に注目してみたいと思います。
また、西口と東口にはバスターミナルが隣接しており、路線バスはもちろん高速バスも多数発着しています。駅自体が大規模な地下街を形成しており、さらには、周りの商業施設などのビルと直結している点でも利便性が高くなっています。
駅周辺には「横浜高島屋」や「ルミネ横浜」、「そごう横浜」をはじめとした大型商業施設が立ち並び、映画館もあったり飲食店も豊富であったりするため、遠出をすることなく住まいの周辺でデパ地下のお買い物から休日のレジャーまでが充実することでしょう。
人気観光地でもあることから、今後も商業施設が撤退するなどの可能性は低いため、将来的にもこれらの利便性が確保されることでしょう。
【環境】
横浜駅徒歩10分圏内にも住宅街があり、駅前の繁華街とは異なり、静かな環境となっています。また、ベイサイドのマンションであれば、リビングから横浜の海を満喫することも可能でしょう。
【行政の支援】
「横浜市子ども・子育て支援事業計画(第2期)」では、例えば、令和6年度の保育所等待機児童数0人を目標とするなど、生まれる前から青少年期までの切れ目のない総合的な支援が期待できることも住みやすさにつながります。
都内で人気沿線の山手線であれば、例えば恵比寿駅周辺の中古マンション(3LDK)の相場が11008.75万円(※)、新宿駅周辺の中古マンション(3LDK)の相場が8941.53万円(※)となっており、これらと比較して横浜駅周辺は半分近くの価格帯です。
新築マンションであれば、神奈川区沢渡のクレヴィア横浜沢渡、神奈川区鶴屋町のクリオ横浜ザ・グラン、西区楠町のセルアージュ横浜フィエルテ、西区南浅間町のシティハウス西横浜、西区北幸のシティハウス横浜、西区西平沼町のシティテラス横浜などがあります。
実際に、モデルルームを見学に行ったり、資料請求してみたりするのもよいかもしれません。
また、中古マンションであれば、徒歩圏内だけでも、神奈川区栄町のザ・ヨコハマタワーズタワーウエストやグレイス横浜ポートシティ、神奈川区青木町のセルアージュ横濱カレイド、西区西平沼町のオープンレジデンシア横浜、西区岡野のプラウド横浜岡野公園やローズハイツ横浜西口、西区楠町のクリオ横浜西口壱番館やエルズ横濱、クリオ横浜伍番館、西区平沼の横浜ダイヤモンドマンション、西区浅間町のダイアパレスグランデージ横濱など、エリアは神奈川区や西区に位置し、横浜らしい海が見える物件やタワーマンションをはじめとした築浅物件から築古物件までが売りに出されています(2024年3月現在)。
また、特に最近は大きめの地震が多発していることから、海抜の低い場所では津波が心配になるかもしれません。
しかし、これらのマイナス点をしのぐ魅力ある横浜は、やはり「買いの地域」となるのでしょう。
文:みちば まなぶ(ファイナンシャルプランナー)
大学卒業後、大手ハウスメーカーや不動産業者などを経て、住宅ローンを切り口に、住宅購入をはじめとしたライフプランニングを提案する1級FP技能士。
(文:All About 編集部)
住まい選びの基準とは?
住まいを買うか借りるかに関わらず、住まい選びの基準として、利便性、環境、行政の支援といったポイントがあります。具体的には、通勤圏内であることを考慮して、住まいから職場までの距離というよりも、電車やバスなどの「利用時間」や「乗り換え回数」が許容の範囲内かということで、予算との兼ね合いから範囲を広げていくことになろうかと思います。
また、日常の買い物の利便性としては近くにスーパーがあるか、いくつあるかがポイントとなるでしょう。同様に日常の買い物以外にも、デパートやショッピングモール、映画館、美術館などの施設が近くにあることもプラスポイントとなります。
一方、繁華街として栄えているエリアにあっては住環境としては、静けさがないことや治安の面からマイナスポイントとなりますが、一定の住宅街を形成していたり、桜並木がすてきだったり、イルミネーションがきれいだったり、また規模の大小を問わず公園などの自然が確保されていたりすると、特に子育て世代にとってはプラスとなるでしょう。
さらに子育て世代にとっては、授業料無償など行政の支援の有無のほか、保育園や待機児童率も住まい選びの基準となります。
このような住まい選びの基準を満たす地域は人気もあり、既に住宅価格も高くなってはいますが、資産価値が落ちにくいともいえ、いわゆる「買いの地域」となるでしょう。
今回は、「SUUMO住みたい街ランキング2024首都圏版」で7年連続1位の横浜に注目してみたいと思います。
横浜の魅力とは?
横浜駅は、JR・東急・京急・相鉄・横浜市営地下鉄などの路線が乗り入れる巨大ターミナル駅です。主な駅へのアクセスは、JRであれば川崎駅までは約7分、東横線であれば渋谷駅までは約27分となっています。また、西口と東口にはバスターミナルが隣接しており、路線バスはもちろん高速バスも多数発着しています。駅自体が大規模な地下街を形成しており、さらには、周りの商業施設などのビルと直結している点でも利便性が高くなっています。
駅周辺には「横浜高島屋」や「ルミネ横浜」、「そごう横浜」をはじめとした大型商業施設が立ち並び、映画館もあったり飲食店も豊富であったりするため、遠出をすることなく住まいの周辺でデパ地下のお買い物から休日のレジャーまでが充実することでしょう。
人気観光地でもあることから、今後も商業施設が撤退するなどの可能性は低いため、将来的にもこれらの利便性が確保されることでしょう。
【環境】
横浜駅徒歩10分圏内にも住宅街があり、駅前の繁華街とは異なり、静かな環境となっています。また、ベイサイドのマンションであれば、リビングから横浜の海を満喫することも可能でしょう。
【行政の支援】
「横浜市子ども・子育て支援事業計画(第2期)」では、例えば、令和6年度の保育所等待機児童数0人を目標とするなど、生まれる前から青少年期までの切れ目のない総合的な支援が期待できることも住みやすさにつながります。
住宅価格は?どんなマンションが売りに出されている?
住宅価格を中古マンションで確認してみると、横浜駅周辺の中古マンション(3LDK)の相場は、5755.23万円(※2024年4月の相場情報、アットホーム社調べ)となっています。都内で人気沿線の山手線であれば、例えば恵比寿駅周辺の中古マンション(3LDK)の相場が11008.75万円(※)、新宿駅周辺の中古マンション(3LDK)の相場が8941.53万円(※)となっており、これらと比較して横浜駅周辺は半分近くの価格帯です。
新築マンションであれば、神奈川区沢渡のクレヴィア横浜沢渡、神奈川区鶴屋町のクリオ横浜ザ・グラン、西区楠町のセルアージュ横浜フィエルテ、西区南浅間町のシティハウス西横浜、西区北幸のシティハウス横浜、西区西平沼町のシティテラス横浜などがあります。
実際に、モデルルームを見学に行ったり、資料請求してみたりするのもよいかもしれません。
また、中古マンションであれば、徒歩圏内だけでも、神奈川区栄町のザ・ヨコハマタワーズタワーウエストやグレイス横浜ポートシティ、神奈川区青木町のセルアージュ横濱カレイド、西区西平沼町のオープンレジデンシア横浜、西区岡野のプラウド横浜岡野公園やローズハイツ横浜西口、西区楠町のクリオ横浜西口壱番館やエルズ横濱、クリオ横浜伍番館、西区平沼の横浜ダイヤモンドマンション、西区浅間町のダイアパレスグランデージ横濱など、エリアは神奈川区や西区に位置し、横浜らしい海が見える物件やタワーマンションをはじめとした築浅物件から築古物件までが売りに出されています(2024年3月現在)。
まとめ
2024年以降も超高層ビルのほか大型複合施設の開業が予定されるなど、今後も再開発が進行していくことから、ますます利便性が高まる横浜ですが、マイナス点としては、駅周辺のどこかでいつも工事中という点や、坂の街の横浜だけあって場所によっては起伏が激しいという点があります。また、特に最近は大きめの地震が多発していることから、海抜の低い場所では津波が心配になるかもしれません。
しかし、これらのマイナス点をしのぐ魅力ある横浜は、やはり「買いの地域」となるのでしょう。
文:みちば まなぶ(ファイナンシャルプランナー)
大学卒業後、大手ハウスメーカーや不動産業者などを経て、住宅ローンを切り口に、住宅購入をはじめとしたライフプランニングを提案する1級FP技能士。
(文:All About 編集部)
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