東京・原宿で開催中の「アークテリクスミュージアム」でブランドの世界観に浸ろう
マイナビニュース2024年5月1日(水)15時0分
アウトドアブランド「アークテリクス」の歴史がわかる「アークテリクスミュージアム」が、東京都渋谷区の「6142HARAJUKU」で5月5日まで開催されている。開催を記念して行われたオープニングトークの模様とともに、ミュージアムの内容をご紹介したい。
○アークテリクスの歴史に触れられる期間限定ミュージアム
妥協しないモノづくりで、アウトドアの第一線に立つユーザーから絶大な支持を集めているカナダのアウトドアブランド「アークテリクス」。近年はファッションアイテムとしての人気も高く、機能性とデザインを両立させたアイテムは多くのユーザーを満足させている。
そんなアークテリクスの歴史と代表的なプロダクトを一度に見れるのが、原宿キャットストリートにある「6142HARAJUKU」で開催中の「アークテリクスミュージアム」。開催時間は11時~19時で、入場料は無料だ。
○アークテリクス愛が伝わるオープニングトーク
この「アークテリクスミュージアム」のオープンを記念したレセプションが4月19日に開催された。冒頭の挨拶を行ったのは、アメアスポーツジャパン アークテリクス ブランドヘッドの高木賢氏。
同氏は「アメアスポーツジャパン アークテリクスは2014年の5月29日に、ここ原宿に最初のブランドストアをオープンしました。10周年のこのタイミングにこの土地でこのようなイベントを開催できることを、我々としても大変嬉しく思っております」と挨拶し、オープンを祝った。
続いて、ブランドアーカイビストのダレン・リッテン氏、契約山岳ガイドとして月山を中心に活動している石沢孝浩氏、帯広市で農業とテレマークスキーヤーを兼業する石橋仁氏をゲストに迎えたオープニングトークがスタート。
この中で、アークテリクスの契約アンバサダーとして活動している石橋氏と石沢氏は、アークテリクスとの出会いについて語った。
20歳のころにカナダを放浪していた石橋氏は、バンクーバーのお店でアークテリクスに出会うが、当時は高嶺の花。その後数年を経て28歳でカナダを再訪した際にジャケットがボロボロで、急遽田舎のショップで出会ったジャケットがアークテリクスだったという。
「ほとんどジャケットは50%オフだったんですけど、これだけは15%~20%オフぐらいにしかなってなくて。僕も一生懸命(値下げ)交渉をしたんですけど、お店の人も『アークテリクスは特別だから駄目だよ』と言われて。でもジャケットに袖を通したら『これはもう脱ぐことにはならんな』と思って、そのまま購入しました」(石橋氏)
石沢氏は、宮城県仙台市のショップでのトークショーでアークテリクスの担当者に声を掛けられたことがきっかけ。当時は別のメーカーと契約を結んでいたが、そのメーカーがなくなったことをきっかけにアークテリクスを着るようになったそうだ。
「(2005年に)『Theta』のジャケットを着用させていただきました。当初はスキー専用のウェアをお願いしたんですけれども、もうシーズンも始まっていたので、結局アルパイン用のウェアということで初めて着させていただいたのがスタートです」(石沢氏)
リッテン氏は、自身がブランドアーカイビストという役割を担うまでのストーリーを語るとともに、アークテリクスが特別なブランドとして支持されている理由について考えを述べる。
創業者であるデイブ・レーンは、自身がクライマーであるがゆえに一番良いハーネスをコツコツと作り、クライマーの友人に使ってもらいながら製品作りを行った。そして現場でテストと改善を繰り返した。スキーをしようが走ろうが、山を登ろうが、つねにテストをしているという意識を持ち、つぎにもっと良い製品を作るにはどうすれば良いかを考える。この精神がアークテリクスにはいまも息づいているという。
「コロナ禍ではみんなで家に籠もっていましたが、いまこそもう一度自然を再発見するときです。人間はもともと自然から生まれました。アークテリクスの特別さというのは、自然の中で実際に使う、テストをするという点に尽きるのではないかと思います」(リッテン氏)
○アークテリクスへの想いが詰まったミュージアムは3フロア構成
「アークテリクスミュージアム」の順路は上の階から。3階の「Who We Are」フロアでは映像インスタレーションによって、アークテリクスの世界観がカナダの生産拠点とともに語られる。
映像が終わったら2階「Product Innovation」フロアへ。ここではアークテリクスの原点、1989年に誕生したハーネス「VAPOR」に込められた思いと「SKAHA」までの系譜、1994年に誕生した「BORA BACKPACK」といまも進化を続けるBORAシリーズの変遷、1998年に誕生した「ALPHA SV JACKET」と用いられているテクノロジーの進化の過程を知ることができる。
さらに下って、1階は「One hundred ARC'HIVES」フロア。日本全国にいるアークテリクスゆかりのユーザー、そして今回の開催に向けて応募したユーザーが所有する100点以上のプロダクトを展示しており、ユーザーがプロダクトとともに積み重ねてきたストーリーを垣間見ることが可能。フロアにある「Library」では、今回のARC'HIVESを1冊の本にまとめた資料も閲覧できる。
また1階には「ReBIRD」フロアも用意。アークテリクスの一部店舗で展開中のReBIRDカウンターをイメージしており、廃棄予定のサンプル品を使用した小物づくりのワークショップを開催中だ。
かけがえのない特別なブランドとして愛されるアークテリクス。その精神に触れてみたい方は、ぜひゴールデンウィーク中、アークテリクスミュージアムに立ち寄ってみて欲しい。
「ARC'TERYX MUSEUM(アークテリクスミュージアム)」
開催期間:4月20日~5月5日
開催時間:11:00~19:00
入場料金:無料
開催場所:6142HARAJUKU(原宿キャットストリート)
○アークテリクスの歴史に触れられる期間限定ミュージアム
妥協しないモノづくりで、アウトドアの第一線に立つユーザーから絶大な支持を集めているカナダのアウトドアブランド「アークテリクス」。近年はファッションアイテムとしての人気も高く、機能性とデザインを両立させたアイテムは多くのユーザーを満足させている。
そんなアークテリクスの歴史と代表的なプロダクトを一度に見れるのが、原宿キャットストリートにある「6142HARAJUKU」で開催中の「アークテリクスミュージアム」。開催時間は11時~19時で、入場料は無料だ。
○アークテリクス愛が伝わるオープニングトーク
この「アークテリクスミュージアム」のオープンを記念したレセプションが4月19日に開催された。冒頭の挨拶を行ったのは、アメアスポーツジャパン アークテリクス ブランドヘッドの高木賢氏。
同氏は「アメアスポーツジャパン アークテリクスは2014年の5月29日に、ここ原宿に最初のブランドストアをオープンしました。10周年のこのタイミングにこの土地でこのようなイベントを開催できることを、我々としても大変嬉しく思っております」と挨拶し、オープンを祝った。
続いて、ブランドアーカイビストのダレン・リッテン氏、契約山岳ガイドとして月山を中心に活動している石沢孝浩氏、帯広市で農業とテレマークスキーヤーを兼業する石橋仁氏をゲストに迎えたオープニングトークがスタート。
この中で、アークテリクスの契約アンバサダーとして活動している石橋氏と石沢氏は、アークテリクスとの出会いについて語った。
20歳のころにカナダを放浪していた石橋氏は、バンクーバーのお店でアークテリクスに出会うが、当時は高嶺の花。その後数年を経て28歳でカナダを再訪した際にジャケットがボロボロで、急遽田舎のショップで出会ったジャケットがアークテリクスだったという。
「ほとんどジャケットは50%オフだったんですけど、これだけは15%~20%オフぐらいにしかなってなくて。僕も一生懸命(値下げ)交渉をしたんですけど、お店の人も『アークテリクスは特別だから駄目だよ』と言われて。でもジャケットに袖を通したら『これはもう脱ぐことにはならんな』と思って、そのまま購入しました」(石橋氏)
石沢氏は、宮城県仙台市のショップでのトークショーでアークテリクスの担当者に声を掛けられたことがきっかけ。当時は別のメーカーと契約を結んでいたが、そのメーカーがなくなったことをきっかけにアークテリクスを着るようになったそうだ。
「(2005年に)『Theta』のジャケットを着用させていただきました。当初はスキー専用のウェアをお願いしたんですけれども、もうシーズンも始まっていたので、結局アルパイン用のウェアということで初めて着させていただいたのがスタートです」(石沢氏)
リッテン氏は、自身がブランドアーカイビストという役割を担うまでのストーリーを語るとともに、アークテリクスが特別なブランドとして支持されている理由について考えを述べる。
創業者であるデイブ・レーンは、自身がクライマーであるがゆえに一番良いハーネスをコツコツと作り、クライマーの友人に使ってもらいながら製品作りを行った。そして現場でテストと改善を繰り返した。スキーをしようが走ろうが、山を登ろうが、つねにテストをしているという意識を持ち、つぎにもっと良い製品を作るにはどうすれば良いかを考える。この精神がアークテリクスにはいまも息づいているという。
「コロナ禍ではみんなで家に籠もっていましたが、いまこそもう一度自然を再発見するときです。人間はもともと自然から生まれました。アークテリクスの特別さというのは、自然の中で実際に使う、テストをするという点に尽きるのではないかと思います」(リッテン氏)
○アークテリクスへの想いが詰まったミュージアムは3フロア構成
「アークテリクスミュージアム」の順路は上の階から。3階の「Who We Are」フロアでは映像インスタレーションによって、アークテリクスの世界観がカナダの生産拠点とともに語られる。
映像が終わったら2階「Product Innovation」フロアへ。ここではアークテリクスの原点、1989年に誕生したハーネス「VAPOR」に込められた思いと「SKAHA」までの系譜、1994年に誕生した「BORA BACKPACK」といまも進化を続けるBORAシリーズの変遷、1998年に誕生した「ALPHA SV JACKET」と用いられているテクノロジーの進化の過程を知ることができる。
さらに下って、1階は「One hundred ARC'HIVES」フロア。日本全国にいるアークテリクスゆかりのユーザー、そして今回の開催に向けて応募したユーザーが所有する100点以上のプロダクトを展示しており、ユーザーがプロダクトとともに積み重ねてきたストーリーを垣間見ることが可能。フロアにある「Library」では、今回のARC'HIVESを1冊の本にまとめた資料も閲覧できる。
また1階には「ReBIRD」フロアも用意。アークテリクスの一部店舗で展開中のReBIRDカウンターをイメージしており、廃棄予定のサンプル品を使用した小物づくりのワークショップを開催中だ。
かけがえのない特別なブランドとして愛されるアークテリクス。その精神に触れてみたい方は、ぜひゴールデンウィーク中、アークテリクスミュージアムに立ち寄ってみて欲しい。
「ARC'TERYX MUSEUM(アークテリクスミュージアム)」
開催期間:4月20日~5月5日
開催時間:11:00~19:00
入場料金:無料
開催場所:6142HARAJUKU(原宿キャットストリート)
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