右も左もモフモフだらけ... コロナ対策でぬいぐるみに占拠されたレストランが最高だと話題に
緊急事態宣言の解除を受け、2020年5月16日から営業を再開した伊豆シャボテン動物公園(静岡県伊東市)。再開にあたっては、園内の様々な場所で新型コロナウイルス対策を行っているそうだが...。
そうした対策の1つだろうか、園内の飲食施設「森のどうぶつレストランGIBBONTEI(ギボン亭)」で撮影された写真が、ツイッターで話題となっている。
写真をよく見ると、レストランのテーブルは、すでに動物で埋まっているではないか。テーブルに、ぬいぐるみが1匹か2匹? 座っている。
このツイートの投稿者・もっち(@chacha0rca)さんは、「めっちゃ混んでる」というコメントを添えているが、このツイートには36万件の「いいね」が付けられ、いまも拡散中だ。
投稿には、こんなツイートが寄せられている。
「これは密ですね」
「ぬいぐるみと濃厚接触になりますね」
「なんて可愛い密の避け方(笑)」
「ソーシャルディスタンスは大人のカピバラ2頭分」
なぜぬいぐるみで対策をしようと思ったのか。Jタウンネット編集部は伊豆シャボテン動物公園に取材した。
ぬいぐるみにも消毒を徹底
伊豆シャボテン動物公園によると、レストランに座っているのは、カピバラやレッサーパンダのぬいぐるみだ。彼らがお客様と相席することで、ソーシャルディスタンス確保に貢献しているのだという。
動物公園の担当者は、こう説明する。
「新型コロナイィルス感染防止対策の一環として、お食事中のお客様同士が充分な距離を保てるようテーブルのレイアウトを変更しました。
ぬいぐるみたちも席替えし、カピバラやレッサーパンダと相席することで、自然とソーシャルディスタンスが確保できるように工夫いたしました」
ぬいぐるみが相席することで、人間同士が密にならないような仕組みとなっているわけだ。
「店内では出入口に手指消毒液を設置するほか、お客様が入れ替わるたびにテーブルや椅子をはじめ、ぬいぐるみにもアルコール消毒を徹底しております」
アルコール消毒は、テーブルや椅子だけでなく、ぬいぐるみにも行っているそうだ。
実は、「森のどうぶつレストランGIBBONTEI」では、2018年春のリニューアル以来、カピバラのぬいぐるみをお客様と相席させる取り組みを行ってきたという。けっして今回が初めての試みではないようだ。目指しているのは、「食のエンターテインメント化」だという。
「食のエンターテインメント化」のために、他にどんな取り組みがされているのだろう?
「カピバラをモチーフにした『カピバーガー』や『バクバクハンバーグ』など、当園オリジナルのメニューを開発しております。今後も楽しい企画を考えてまいりたいと思います」
営業を再開してから、お客さんの反応は実際どうなのだろう?
「カピバラと相席してソーシャルディスタンスを確保しようという企画は、大変好評をいただいております。入場者数の方は、まだ例年通りとはまいりませんが、これから徐々に回復してくると期待しております」
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