教室にある黒板はなぜ「緑色」なのか?そのルーツをたどってみた
Jタウンネット2018年6月4日(月)6時0分
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2018年5月21日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、黒板の色の謎について調べていました。
黒板は、「黒い板」と書くのになぜか緑色をしています。一体どうしてなのでしょうか?
緑は目にやさしい
金沢市内の小学校に「なぜ黒板は緑色なのか」問い合わせても、はっきりと答えられる人はいませんでした。
全国黒板工業連盟のホームページを見ると、黒板の歴史がのっており、1872年にスコットというアメリカ人が「ブラックボード」というものを持ってきたのが始まりだと書いてありました。
名前のとおり、当時の黒板は黒だったそうです。しかし、この黒の黒板は石版製が中心で、日本には石版があまりなく、木版に漆を原料にした塗料を塗ったものが国内で普及し始めたそうです。
そして、1974年に黒板のJIS規格が改正されたときにはじめて「黒板の色は黒、または緑」とされ、そのときはすでに緑の黒板が中心となっていました。
緑色となった理由は定かではないそうなのですが、緑は目にやさしいと、黒板塗料メーカーが漆に変わる緑の塗料を製造販売したことと、黒よりも緑の方が光の反射を抑えられるから、という理由だそうです。
色の専門家によると、緑の波長というのは、もっとも目に入りやすいそうです。最近は、自動で書いて動いて話す、という電子黒板も普及し始めましたが、この緑の黒板がやはり一番愛着がありますよね。(ライター:りえ160)
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