「光」が空にも地上にも...! 「銀河鉄道に舞うホタル」捉えた1枚が、まるで童話のワンシーン
「銀河鉄道に舞う蛍をご覧ください」
童話の一節かのような言葉と共に投稿された写真が、ツイッター上で話題になっている。
こちらは、滋賀県在住のアマチュアカメラマン・hirai_yuma(@kuala_hippo)さんが2022年6月4日に投稿した写真。
たくさんの星と天の川が輝く夜空と、その下を走る電車。まるで「銀河鉄道」のようだ。さらに、地上に目を向ければ、田んぼの水路の上にはいくつものホタルの光が。
幻想的な夜の田園風景に、ツイッター上ではこんな声が寄せられている。
「列車にホタルに天の川! なんて贅沢な組み合わせ」
「地上の星みたいな蛍と天の川の共演ですね」
「とても幻想的で素敵です」
Jタウンネット記者は7日、この写真についてhiraiさんに話を聞いた。
幸運が重なってできた作品
hiraiさんが「銀河鉄道に舞う蛍」を撮影したのは2日23時から3日0時半にかけてのこと。場所は滋賀県の某所だ。
「地元を走る鉄道と天の川を一緒に撮りたいと思い、昼のうちに線路沿いを下見に行きました。この時期、電車がまだ走っている時間帯に天の川が見える南東から南の空が開けた場所であること、その方向に街灯などの強烈な光源が少ないこと、安全に三脚を立てられること、などの条件のもとに、3か所ほど下見してやっとこの場所を見つけることができました」(hiraiさん)
そして夜を待ち、hiraiさんは再び現地を訪れた。はじめは鉄道が水田にまるまる映り込む場所に三脚を立てたが、奥の水路に蛍が飛んでいるのを発見。蛍と鉄道と天の川を一緒に表現しようと、この景色を選んだそうだ。
ただ、hiraiさんが使っている今のカメラの性能では「この景色を1枚の写真としては表現できません」と語る。そこで40枚ほど撮影した写真を一枚にまとめたのが冒頭の作品だという。
「動いている列車を止めて撮ろうと思うと、天の川は暗すぎて全く映りませんし、蛍もこんなに線を引いては映ってくれません。なので、後から画像処理をすることを前提として、様々な撮影条件で40枚の写真を撮影しました」(hiraiさん)
苦労の末に完成した1枚。hiraiさんは
「はじめは蛍が居る場所とは知らなかったのですが、運よく蛍と鉄道と天の川を撮ることができました。本当に色々な幸運が重なってできた作品だと思います」
と感想を述べた。
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