「投資に消えた退職金」聞く耳を持たない80歳男尊女卑の父と不明なままの年金額
All About2024年6月18日(火)22時20分
All Aboutが募集している「親の金銭感覚に不安を覚えたエピソード」から、親のお金の使い方や親の年金暮らしなどに関して、子の視点でどのような悩みがあるかを見ていきます。今回は岩手県に住む46歳女性の親の金銭感覚に不安を覚えたエピソードです。
自身の生活がある中で親の老後とどう向き合っていくのか悩みを抱えている方は多いはず。そこにお金が絡んでくるとなおさらデリケートな問題になってきます。
ここではAll Aboutが募集している「親の金銭感覚に不安を覚えたエピソード」から、親のお金に対するさまざまな悩みを紹介。
親との向き合い方に悩まれている方にとって、何らかの参考になれば幸いです。
世帯金融資産:現預金850万円、リスク資産400万円
母:「母は自由にお金が使えなかったこともあり70を過ぎてまでもパートをしていました」
親と介護の話:したことがある
親の年収や年金受給額:教えてくれない
親の資産額:教えてくれない
80歳を超える父親のお金のことで不安があるという今回の投稿者。
「結婚してからずっと家計を父が握っており、給料のほとんどは父親が把握し、母親は生活費分だけを父親の口座から引き出し使っていた」と始まります。
「いくらもらっていたとか月給なのかも知らないまま定年を迎え、蓋を開けてみると父親が退職金を全て投資で使ってしまい、それも全てなくなり、今現在は母のへそくりでお互いの生活を賄っている。父の年金がいくらかは母は知らない」と続けます。
また「母が食器を1日1回溜め洗いしてるのが気に入らず、食事をすれば毎回水道を全開で使い、水道代が1万円近くになっても、母は家事をサボっているとなじるばかりでした。家の片付けもできないのか、整理整頓が下手だな、となじることばかりで母もうんざりしており、一緒の生活はしたくないが今から別居して別れるというわけにもいかずという感じです」と難しい関係性を説明されます。
「常に自分が正しいと思い生きてきた父親の中で、何かを訂正されたりすること自体に腹立たしく感じるようで、お金のことや老後のことや介護のこと、今後の家のしまい方についても話が進みません」と今後のお金の話もしづらい様子。
「財産の把握が全くできない。保険に何に入っているのかもわからない。妻の母親でさえわからない。聞いても父だと話にならない。おそらく父ももう何がどうなっているのか、自分がどんな保険に入って毎月いくらかかって、いくら出て行っているのか、少しずつわからなくなっているようです」とコメント。
そんな両親の状況を見て、「これを参考に、私は全てを書き記し1冊の本にして毎年娘に渡すことにしています。また最近ではファイナンシャルプランナーをつけることを検討しています」と備えるようになったそう。
「子どもが1人しかいないので、できるだけ子どもに迷惑はかからないように生活したいと思っています。友人を大事にし、相談相手は友人へ。お金に関してはできるだけ現金化できるような私物を残すようにしています。不動産も同じように」と記入されていました。
※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)
ここではAll Aboutが募集している「親の金銭感覚に不安を覚えたエピソード」から、親のお金に対するさまざまな悩みを紹介。
親との向き合い方に悩まれている方にとって、何らかの参考になれば幸いです。
46歳女性の親の金銭感覚が不安な理由
今回は岩手県に住む46歳女性の親の金銭感覚に不安を覚えたエピソードを見ていきます。投稿者本人の金融資産
世帯年収:400万円世帯金融資産:現預金850万円、リスク資産400万円
両親との同居状況
別居ご両親の性格
父:「父親は根っからの男尊女卑で、妻は自分の部下だという意識があるのか、家政婦を一人養っている意識で生涯暮らしているようです。お互いが支え合って生活を築いてきたというニュアンスは子どもの私たちにも全く伝わらず、子どもの私たちでさえも家族という形をなすために仕方なく作られた感じでした」母:「母は自由にお金が使えなかったこともあり70を過ぎてまでもパートをしていました」
親との会話
親と相続の話:したがらない親と介護の話:したことがある
親の年収や年金受給額:教えてくれない
親の資産額:教えてくれない
80歳を超える父親のお金のことで不安があるという今回の投稿者。
「結婚してからずっと家計を父が握っており、給料のほとんどは父親が把握し、母親は生活費分だけを父親の口座から引き出し使っていた」と始まります。
「いくらもらっていたとか月給なのかも知らないまま定年を迎え、蓋を開けてみると父親が退職金を全て投資で使ってしまい、それも全てなくなり、今現在は母のへそくりでお互いの生活を賄っている。父の年金がいくらかは母は知らない」と続けます。
また「母が食器を1日1回溜め洗いしてるのが気に入らず、食事をすれば毎回水道を全開で使い、水道代が1万円近くになっても、母は家事をサボっているとなじるばかりでした。家の片付けもできないのか、整理整頓が下手だな、となじることばかりで母もうんざりしており、一緒の生活はしたくないが今から別居して別れるというわけにもいかずという感じです」と難しい関係性を説明されます。
46歳女性が両親の状況を見て学んだこととは?
「父は役職のまま定年退職になり、その時の感覚が抜けないまま定年後の天下り先に行ったのですが、やはりその感覚では社会では通用せず、すぐに無職になり、隠居生活になりました」と語る投稿者。「常に自分が正しいと思い生きてきた父親の中で、何かを訂正されたりすること自体に腹立たしく感じるようで、お金のことや老後のことや介護のこと、今後の家のしまい方についても話が進みません」と今後のお金の話もしづらい様子。
「財産の把握が全くできない。保険に何に入っているのかもわからない。妻の母親でさえわからない。聞いても父だと話にならない。おそらく父ももう何がどうなっているのか、自分がどんな保険に入って毎月いくらかかって、いくら出て行っているのか、少しずつわからなくなっているようです」とコメント。
そんな両親の状況を見て、「これを参考に、私は全てを書き記し1冊の本にして毎年娘に渡すことにしています。また最近ではファイナンシャルプランナーをつけることを検討しています」と備えるようになったそう。
「子どもが1人しかいないので、できるだけ子どもに迷惑はかからないように生活したいと思っています。友人を大事にし、相談相手は友人へ。お金に関してはできるだけ現金化できるような私物を残すようにしています。不動産も同じように」と記入されていました。
※カッコ内の回答者コメントは原文ママです
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
(文:あるじゃん 編集部)
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