【鉄鋼・金属業界編】ホワイト度が高い企業1位は三菱マテリアル「独身寮は月1万円以下、営業職にも毎月食券配布」
企業口コミサイト「キャリコネ」は6月19日、「鉄鋼・金属業界のホワイト度が高い企業ランキング」を発表した。鉄鋼・金属業界に属する企業をピックアップし、キャリコネのユーザーによる「ホワイト度」評価の平均値が高い順にランキングにした。【参照元:キャリコネ】
1位は「三菱マテリアル」で、ホワイト度評価は5点満点中3.33。2位以降、「神戸製鋼所」(3.28)、「昭和電工」(3.25)、「日立金属」(3.03)、「JFEスチール」(2.82)と続く。
「大きい工場には社食があり、ラーメン1杯250円程度」「命保険も割安で加入可能」1位の三菱マテリアルの福利厚生・待遇に関しては、
「古い・大きい会社だけあって福利厚生はしっかりしています。独身寮の家賃は月に7000円〜1万円ですし、社宅も1万円台。大きい工場には社食があり、ラーメン1杯250円程度。営業職にも数千円分の食券が毎月配布されています。他には、えらべる倶楽部会員による各種特別割引や新車購入支援があり、生命保険も割安で加入可能です」(営業事務・管理事務/20代後半男性/年収520万円/2016年度)
といった口コミが寄せられている。同社は三菱グループの総合素材メーカー。セメント、金属、加工、電子材料、環境・エネルギーの各事業において国内1位で、海外でも金属、電子材料事業において生産量・販売量等のトップを誇っている。
「企業の成長を支えるのは人材である」と考え、社員の能力開発のため、職位や専門性・目標等に合わせたきめ細やかな研修を実施。また、働きがいの向上を目指し、福利厚生プランも充実。2017年度に導入された「時間単位有給休暇制度」のほか、ボランティア活動や家族の看護など、幅広い事由で取得可能なウェルネス休暇制度なども整備され、2017年度の有給休暇取得率は79.3%(全社平均)。
子育て支援も手厚く、2018年には育児短時間勤務の対象となる子を小学校3年生から小学校6年生までに延長する制度も開始。こうした取り組みが評価され、2017年に子育てサポート企業として2度目の「くるみん認定」を取得。また、優良な女性活躍推進活動に対しても、2016年に「えるぼし(2段階目)認定」を取得している。
調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)の「鉄鋼」「非鉄金属」に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に正社員のユーザーから20件以上寄せられた企業。対象期間は、2015年4月〜2018年3月。
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