クールビズで“ちょっとそれは...”と思った服装1位「アロハシャツにハーフパンツ」、2位「派手なTシャツやポロシャツ」
タイズは6月27日、夏の採用面接に関する調査結果を発表した。調査は今月中旬、20代〜30代の会社員400人を対象に実施。クールビズ実施中の服装について聞いた。
「クールビズ可」と明示されている面接に、求職者がクールビズスタイルで臨むことをどう思うか、自身が採用担当者だった場合を想定して聞いた。「明示しているので"あり"だと思う」と答えた人は80.2%。「明示しているとはいえ"なし"だと思う」(16.5%)を大きく上回った。
自分が求職者だった場合も「迷わず軽装」「迷った末に軽装」6割
実際に採用担当をしていて「あり」と答えた人からは、
「あえて明示をしているのだからノージャケット・ノーネクタイくらいで来てくれれば良い、暑さにさらに緊張も加わり、汗だくになって面接を進めるのは非効率だと思う」
という声も寄せられている。
一方、自身が求職者だった場合を想定して聞くと、「迷わず軽装スタイルで行く」と答えた人は37.8%。「迷った末に軽装スタイルで行く」人は24%だった。「迷わず正装を選ぶ」人は18.2%、「迷った末に正装を選ぶ」人は16.2%だった。いざ自分が面接に行くとなると、軽装に尻込みしてしまう人が多いようだ。
「服装のセンスが問われるので正直スーツが楽」という人も
会社でクールビズを導入している企業は61.9%だった。クールビズの課題については、
「クールビズの基準の認識が年代によって異なっているように感じる」
「上司が頑なに正装を貫き通すので、自分も従うしかなく他課と足並みを揃えられていない」
「社内の冷房の設定温度が低くて肌寒い、クールビズの意味をなしえていないと思う」
「服装のセンスが問われるので正直スーツが楽」
などの声が出ていた。クールビズで「ちょっとそれは……」と思った服装を聞くと、1位は「アロハシャツにハーフパンツ」。2位は「派手な色のTシャツやポロシャツ」、3位は「サンダルやクロックス」だった。涼しさ重視とはいえ、あまりにラフ過ぎる格好は避けたほうが良さそうだ。
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