原宿に誕生したイマドキな完全会員制スナック「TOUSOU」にお邪魔してきた

食楽web2019年7月4日(木)12時0分


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 みなさん、「スナック」に行ったことはありますか? 最近は人が集う場としてスナックが注目を浴びつつあります。そんなちょっとしたスナックブームのなか、若者の街・原宿に「TOUSOU(トウソウ)」というスナックがオープンしました。

 スナックといえば、ママが切り盛りするイメージですが、こちらのお店は男性が店長を務めています。しかも、最近ではクラウドファンディングで会員を募るなど、これまでのスナックのイメージを大きく覆す試みもしているんです。この目新しいスナック、一体どんなお店なのでしょうか。

スナックとは思えないようなスタイリッシュな空間

 スナックといえばどの町にもあるイメージですが、これまで原宿にはスナックがほぼ皆無に等しかったそうです。そんななか、TOUSOUは2019年5月31日にオープンしました。

 まず、最初に驚くのが、スナックなのに入店時に暗証番号の入力が求められること。そう、このお店は会員とその同行者しか入れない完全会員制なんです。


ドアにはロックが掛かっており、会員だけに伝えられる暗証番号をテンキーで入力すると入店できる

 なかに入ると、カラオケなど“スナックらしさ”はあるものの、どちらかといえばバーに近い趣きです。この雰囲気であれば、デートの2軒目利用などにも使えそうですね。


スナックというよりもバーに近い。カウンター6席、テーブル14席のこじんまりした空間となっている

人とのつながりにお金を払うのがスナック

 スナックは隣の人のすぐに仲良く慣れるのが魅力。「通常の飲食店は食事にお金を払いますが、スナックは人との会話やつながりにお金を払うものなんです」と、オーナーの淤見博隆さんは話します。20年以上原宿で過ごしている淤見さんがこのエリアにスナックを開店したのは、「大人のためのたまり場を作りたい」という思いがあったから。

 男性客だけでなく、女性客にも来てもらえるよう、店長は「原宿のパパ」こと中村宏樹さんが務めています。中村さんも若い頃から原宿で働いており、男性客とは昔の原宿の話、女性客とは恋愛の話をすることが多いのだとか。たしかに男性スタッフがいると、女性も利用しやすいですね。


店長の中村宏樹さんは、TOUSOUを“原宿の駆け込み寺”のような場所にしていきたいそうだ

 原宿といえども、やはり大人の会員が多く、下は30代、上は60代までの遊び尽くした人達が集まっているのだとか。すでに会員は100人ほどいて、まさに大人の秘密基地になっているようです。

クラウドファンディングでお得に会員になれる

 TOUSOUは、レストラン専門のクラウドファンディングサポートを提供するメイクストーリーのコンサルティングサポートを受けて、6月13日からクラウドファンディングサービス「Makuake」にて会員を募集しています。目標金額50万円を公開初日に達成しており、このお店に注目している人が多いのが伺われます。


スナックは基本的にセット料金となっている。セット料金にはチャージ料と氷、水の料金が含まれ、さらにボトルの代金を支払う。ボトルをキープできるのもスナックならではのシステムだ

 通常、会員になるには入会金2万円を支払う必要がありますが、Makuakeで支援すると、入会金はリターン内容に含まれるのでお得。また、紹介者1名も入会金なしで会員になれる権利が付与されます。4000円を支援すると、1回利用4000円ぽっきり券と会員権がリターンとして返ってくるので、このタイミングで会員になってみるのがおすすめ。ほかにも、5000円ボトル券や、1か月通い放題券、3か月通い放題券などお得なリターンが用意されています。

 Makuakeでは7月12日まで支援を募集中。これまでスナックに足を運んだことがない人は、スナックカルチャーを体験するきっかけにしてみると良さそうです。

●SHOP DATA

店名:スナック TOUSOU

住:東京都渋谷区神宮前3-27-14-B1
営:20:00〜翌2:00
休:日曜
https://www.makuake.com/project/tousou/

(c)TOKUMA SHOTEN@All Rights Reserved

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