1枚?1通?それとも1葉...? ハガキの「正しい数え方」知っていますか
[ちちんぷいぷい−毎日放送]2020年6月29日放送の「へえ〜のコトノハ」のコーナーでは、物の数え方について特集していました。
まずは簡単なクイズから。
「うちわ」はなんと数えますか?
答えは「1本」「1枚」、そして「1柄(ぺい)」。どれも正解なんだそう。
ハガキの数え方の違いとは?
番組では、言語学に詳しい中央大学の飯田朝子教授に話を聞いていました。
飯田さんによると、日本語のものの数え方は、およそ500種類!その中で、日常的に使っているのは、おとな120種類、小学生80種類だそう。
数え方の種類がたくさんあったほうが、より多くの情報を相手に伝えることができるとのこと。
例えば、かわいい犬が「2匹」と「2頭」では、想像する犬の大きさが変わりますね。このように、知らず知らずのうちに犬の特徴まで表現できるんです。
他にも、物の状態によっても数え方が変わります。
販売されているハガキは「枚」ですが、手元に届くと「通」になります。そして、大切な人からの思い出のハガキは「葉」。この葉は、「手のひらに乗せて眺めていたいもの」という意味だそう。
ブロッコリーは「株」と数えますが、根元から多数の枝が束になっている状態のものを数えるときに使用するとのことです。ちなみに軸から外すと「個」になります。
現在は、果物を「玉」と数える店が増えているそうです。「玉」=丸々としてみずみずしい果物のイメージで、高級感が出て商品価値を高める効果があるからだということです。
チョコレートは「1個」から「ひと粒」、お弁当は「1個」から「ひと折」など、時代と共に数え方も変化しています。
新しい数え方も次々と
SNSなどの普及によって、新しい数え方も生まれています。
例えば「Twitter」=1ツイート、「YouTube」=2万回再生、「Facebook」=100いいね、など。そのほか、インターネット通販などで、気に入ったものを何度も買う場合、1リピ、2リピと数えることもあるそうです。
なんでも「Twitter」は、最初「ピーチクパーチク」という数え方にする案もあったのですが、言いにくいので「ツイート」になったとか。
知れば知るほど奥深いものの数え方ですが、上手に使い分けて豊かな日本語を話したいものですね。
(ライター:まみ)
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