国立教育大・人気ランキング2022…受験者数・倍率・入学辞退率

リセマム2022年7月28日(木)19時15分

国立教育大人気ランキング2022「志願者数」

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2022年度大学入試の入試結果を振り返り、国立教育大学の受験者数や実質倍率、入学辞退率をまとめた。志願者数がもっとも多かったのは「北海道教育大学」で、実質倍率がもっとも高かったのは「鳴門教育大学」となった。

 河合塾によると、2022年度の全体志願者数は2003年度の88%まで減少。しかし、現役生は103%と増加、一方で既卒生は49%と半数以下まで減少している。国公立大の学部系統別でみると、文系ではほとんどの系統で志願者は前年並みまたは減少。前期日程で、教育(教員養成課程)は前年比96%、教育(総合科学課程)は90%となっている。

 リセマムでは、北海道教育大学・宮城教育大学・東京学芸大学・上越教育大学・愛知教育大学・京都教育大学・大阪教育大学・兵庫教育大学・奈良教育大学・鳴門教育大学・福岡教育大学の11大学をピックアップし、受験者数や実質倍率、入学辞退率をまとめた。各数値は代々木ゼミナールがWebサイトで公開している「2022年度入試結果」を参考にした。

 11大学のうち、志願者数がもっとも多かったのは「北海道教育大学」3,396人、ついで「愛知教育大学」3,151人、「東京学芸大学」2,994人、「大阪教育大学」2,847人、「福岡教育大学」1,950人。

 受験者数がもっとも多かったのも「北海道教育大学」2,272人で、ついで「東京学芸大学」2,222人、「愛知教育大学」2,160人、「大阪教育大学」1,980人、「福岡教育大学」1,215人となった。

 実質倍率は「鳴門教育大学」2.622倍がもっとも高く、「奈良教育大学」2.444倍、「愛知教育大学」2.305倍、「兵庫教育大学」2.166倍、「大阪教育大学」2.106倍の順に高かった。

 入学辞退率は、「宮城教育大学」1.4%がもっとも低く、ついで「京都教育大学」2.4%、「東京学芸大学」4.1%、「北海道教育大学」4.4%、「愛知教育大学」4.7%の順に低かった。なお、入学辞退率は、合格者数と入学者数との差の、合格者数に対する割合を算出した。

 各項目での順位は以下のとおり。
◆志願者数トップ10
1位 北海道教育大学
2位 愛知教育大学
3位 東京学芸大学
4位 大阪教育大学
5位 福岡教育大学
6位 奈良教育大学
7位 京都教育大学
8位 宮城教育大学
9位 上越教育大学
10位 兵庫教育大学

◆受験者数トップ10
1位 北海道教育大学
2位 東京学芸大学
3位 愛知教育大学
4位 大阪教育大学
5位 福岡教育大学
6位 奈良教育大学
7位 京都教育大学
8位 宮城教育大学
9位 兵庫教育大学
10位 上越教育大学

◆実質倍率トップ10
1位 鳴門教育大学
2位 奈良教育大学
3位 愛知教育大学
4位 兵庫教育大学
5位 大阪教育大学
6位 京都教育大学
7位 東京学芸大学
8位 上越教育大学
9位 福岡教育大学
10位 北海道教育大学

◆入学辞退率(低い順)トップ10
1位 宮城教育大学
2位 京都教育大学
3位 東京学芸大学
4位 北海道教育大学
5位 愛知教育大学
6位 福岡教育大学
7位 兵庫教育大学
8位 奈良教育大学
9位 大阪教育大学
10位 鳴門教育大学

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