日本の城人気No.1は?不動の人気から隠れた名城までトップ20発表

リセマム2017年8月23日(水)11時15分

ランキング初登場 16位:大洲城(愛媛県大洲市)

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トリップアドバイザーは、過去1年間に投稿されたすべての口コミをもとに、「旅好きが選ぶ!日本の城ランキング2017」を発表した。1位には2年連続となる「姫路城」が、2位に「松本城」、3位に「松山城」が選ばれた。ランキングではトップ20まで紹介している。

 2年連続で1位を獲得した「姫路城」(兵庫県姫路市)は、「白鷺城」の愛称でも親しまれる鮮やかな白の城壁が美しい人気の城。2位の「松本城」(長野県松本市)も前年同順位と安定した人気を得た。3位には前年の6位から大きく順位をあげて「松山城」(愛媛県松山市)がランクイン。愛媛県は前年「松山城」のみだったが、今年は16位「大洲城」、20位「宇和島城」もランクインし、愛媛観光でお城巡りが注目されているようすがうかがえる。

 2016年4月の熊本地震の影響で被害を受け、現在復旧作業中の「熊本城」(熊本県熊本市)は、今年は9位にランクイン。「補修工事中だが、それでも実際に見ると立派だった」「少しでも早い復旧を祈っている」「早く元の雄姿が観たい」など、復興を願う応援口コミが多数寄せられた。今しか見られない再建中の姿を見ておくべきだという声も多くあげられた。

 ランキング初登場となったのは、「名護屋城跡」(佐賀県唐津市)、「大洲城」(愛媛県大洲市)、「岡城阯」(大分県竹田市)の3城。「名護屋城跡」は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の拠点になった城の名残で、約17ヘクタールに及ぶ城の規模に圧倒されたとの口コミが多く寄せられ11位に選ばれた。

 16位には「大洲城」がランクイン。明治時代に取り壊された天守がおよそ100年の時を経て2004年に木造で復元された城で、すべて国産材を使用した木組みなど本格的な復元建築を絶賛する口コミが寄せられた。18位には、滝廉太郎の「荒城の月」のイメージになったといわれる「岡城址」が選ばれた。曲のイメージと異なり保存状態の良い石垣や攻められない工夫が施されている点など、城好きも納得の見どころがある城のようだ。

 壮大な天守閣を有する城だけでなく、防御機能や敵を威圧するための石垣、櫓が残る城跡など、旅好きがさまざまな視点で選んだ14の城と6の城跡がトップ20にランクイン。ランキングはWebサイト「トリップアドバイザーギャラリー」で見ることができる。初心者から上級者まで、お城巡りをする際の参考にしてみてはいかがだろうか。

◆旅好きが選ぶ!日本の城ランキング2017
1位 姫路城(兵庫県姫路市)
2位 松本城(長野県松本市)
3位 松山城(愛媛県松山市)
4位 備中松山城(岡山県高梁市)
5位 二条城(京都府京都市)
6位 松江城(島根県松江市)
7位 勝連城跡(沖縄県うるま市)
8位 今帰仁城跡(沖縄県今帰仁村)
9位 熊本城(熊本県熊本市)
10位 中城城跡(沖縄県北中城村)

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