【増税】ロックバンドの歌詞にも影響 「ヤバT」が「増税に伴い、二度目の一部歌詞の変更を行います」
キャリコネニュース2019年10月7日(月)12時11分
消費増税の影響が音楽にも出ている。ロックバンド「ヤバイTシャツ屋さん」は10月6日、ツイッターで増税に伴う歌詞の変更を発表した。
当該楽曲は『喜志駅周辺なんもない』。「2019年10月1日からの増税に伴い、二度目の一部歌詞の変更を行います」と投稿した。
喜志駅→天王寺の運賃、2014年390円→2019年410円に値上がりし、歌詞に反映同バンドは2012年に結成。休止と再開を繰り返しながら現在も活動している。その間、2014年4月、2019年10月と2度の増税を経験している。
『喜志駅周辺なんもない』では、近鉄長野線喜志駅(大阪府富田林市)から天王寺までの運賃が歌詞に出てくる(正確には同線大阪阿部野橋駅までの運賃で、同駅は天王寺駅まで徒歩約1分に位置する)。近鉄は増税に伴い運賃を改定しており、同バンドはツイッターで、
「2014年3月まで:天王寺まで390円はイタい
2019年9月まで:天王寺まで400円はイタい
2019年10月から:天王寺まで410円はイタい」
とツイートした。
コメント欄には「値上がりする歌詞」「増税に対応してくタイプのバンド」など称賛の声が相次いだ。一方で、同バンド楽曲『週10ですき家』で300円あれば牛丼が食べられる旨が歌われていることから「すき家の牛丼並も100円3枚じゃ買えなくなってますよ」など指摘する声も寄せられている。
2000年代前半、牛丼の価格競争が白熱化し、チェーンによっては300円以下で提供されていた時期もあった。すき家も牛丼並盛を300円以下で提供していたが、2015年4月に290円から350円に引き上げ。現在も350円で提供している。すき家では現在、ミニは290円なので、300円で牛丼が食べられないこともないが、こちらの歌詞も時代にそぐわなくなっていきそうだ。
「増税」をもっと詳しく
「増税」のニュース
-
「これは増税メガネ詐欺だ」加藤鮎子こども相に批判殺到「消費税0.8%増税相当」子育て支援金の悪夢4月18日8時30分
-
なぜ「税」ではなく「賦課金」と呼ぶのか…月額1400円では終わらない「隠れ大増税」の実態を告発する4月17日9時15分
-
新NISAが注目されるのはなぜ? 円安、増税の日本を生き抜くために必要なお金のルール4月16日9時45分
-
子育て支援金は「消費税0.8%分」のステルス増税だ!現役世代は政府のATMじゃない4月13日6時0分
-
専業主婦・夫の年収300万円「増税・物価高で、生活は厳しくなるばかり」3人家族のリアルな収支状況3月25日7時40分
-
「日本の会社員の税金は安すぎる」が財務省の本音…岸田政権が「サラリーマン増税」に突き進む根本原因【2023下半期BEST5】3月21日6時15分
-
日本経済完全復活の「最後のチャンス」が来た…岸田政権の「増税」を絶対に許してはいけない理由3月14日9時15分
-
「支持率たったの14%」でも余裕の表情…「裏金、増税、統一教会問題」を抱える岸田政権がダラダラ続く本当の理由2月28日7時15分
-
高市早苗氏「総理たるべき保守政治家とは」「増税など必要ない」2月9日17時47分
-
サラリーマンの節税に対する意識とその方法とは?1月11日15時16分