経済的負担を感じるもの1位「食費」、2位「家賃」――「貧富の格差を感じる」という人も約9割に
キャリコネニュース2019年10月23日(水)18時43分
ビッグローブは10月23日、「お金に関する意識調査」の結果を発表した。調査は9月にネット上で実施し、20〜60代の男女1000人から回答を得た。
「貧富の格差」についての質問では、「格差を感じたことがある」と答えた人が47.4%と約半数を占めた。「たまに感じる」と回答した37.7%と合わせると、の人が格差を感じていることが明らかとなった。
6割以上が自由に使えるお金「3万円未満」に該当 一方、8.4%は「ゼロ円」また、「毎月自由に使えるお金はいくらか」を聞くと、「1万円未満」(23%)が最多。後には、「2万円〜3万円未満」(18.8%)、「1万円〜2万円未満」(14.9%)、「3〜4万円未満」(9.9%)、「4〜5万円未満」(8.1%)などが続いた。「自由に使えるお金はない」と答えた8.4%と合わせると、6割以上の人が「3万円未満」に含まれることになる。
一方、「現在、負担を感じる費目」については1位の「食費」(33.5%)、2位の「家賃・住宅ローン」(33.1%)に次いで、3位に「税金」(32.3%)が挙がる結果となった。10月1日には、消費税が10%に引き上げられ、税金に対する世間の意識は非常に高いものになっていることが想像できる。
4位以降には「社会保険費」(28.9%)、「医療費」(22.5%)などが並んだ。
毎月自由に使える金額が3万円以下であるという回答が多かった背景には、「老後2000万円問題」によって貯金への意識が高まったことに加え、消費増税などで支出額が増え、家計に余裕がなくなった側面もあるのではないだろうか。
「格差」をもっと詳しく
「格差」のニュース
-
遺族給付金、警察庁が大幅増額 犯罪被害者支援、地域格差是正も4月25日18時9分
-
政府、賃金男女格差是正へ 女性活躍PTが初会合4月24日19時46分
-
<4/25小児がんゴールドリボンの日>途上国の間でも大きな治療手段の格差、先進国では出費増や教育などの課題も4月24日11時46分
-
【jinjer、一般社団法人トナリノと協業】総務省の進めるデジタルデバイド(情報格差)解消に向けた取り組みで東北全域のDX支援をサポート4月23日10時46分
-
賃金の男女格差解消に対策チーム 政府が設置へ、骨太方針に反映も4月22日17時12分
-
サハラ以南アフリカ、他地域と所得格差が拡大=IMF4月22日12時40分
-
「生成AIは賃金や経済的格差をさらに拡大しかねない」 - EYが警笛4月22日10時40分
-
テスラが値下げ、「モデル3」とシャオミ「SU7」の価格差1.6万元に縮小—中国メディア4月21日21時0分
-
「寿命を縮める家」に住んでいる人が気づかない“断熱性”の驚くべき格差4月19日18時0分
-
企業の77.0%が賃上げ実施も、3社に2社は「賃上げ率5%」に届かず 価格転嫁難しく、企業規模間で「格差拡大」懸念高まる4月18日15時16分