配偶者の呼び方、男性は1位「嫁」 でも女性の4人に1人は「妻」と呼ばれたい、ギャップが明らかに
インテージリサーチは11月10日、夫婦の呼び方に関する調査結果を発表した。調査は今年3月にネットで実施し、同社登録モニター20〜69歳の男女1万から回答を得た。
配偶者がいる女性(3277人)に「親しい人の前で配偶者が自分のことを何と呼ぶか」を聞くと、「嫁」(23.0%)と呼ばれていると回答した人が最も多かった。次いで「奥さん」(15.7%)、「名前の呼び捨て」(12.3%)、「家内」(10.9%)、「妻」(10.6%)と続く。
他人に向けた妻の呼称としては「家内」が正解だが、今の時代にどうなの?「どのように呼んでほしいか」を聞くと、1位「妻」(23.0%)、2位「奥さん」(17.9%)となっている。最も呼ばれている「嫁」は12.1%で、以降僅差で「名前の呼び捨て」(11.8%)、「家内」(11.4%)と続く。希望する呼ばれ方と、実際の呼ばれ方にはギャップがあることが分かった。
一方男性(3037人)は、実際の呼ばれ方も希望する呼ばれ方も、1位「主人」(実際23.4%、希望29.0%)、2位「旦那」(22.9%、16.2%)、3位「お父さん/パパ」(17.6%、12.3%)となっている。
ただ男性は「名前の敬称付き」(8.6%)より「夫」(11.5%)と呼ばれたいようだが、実際は「名前の敬称付き」(11.0%)が「夫」(7.3%)を上回っている。
実際の呼び方を性年代別に見ると、20代〜50代男性はすべて1位が「嫁」となっている「家内」については50代で2位(18.8%)、60代で1位(31.3%)となっている。これについて同社は「他人に向けた自分の妻の呼称」という本来の意味を考えると「家内」が正しい、というが
「ただし、『家内』には『家の中にいる人』という意味もあるため、この呼称が現代の女性の在り方に合っているかには議論の余地があると考えます」
とコメントしている。女性は20〜40代の1位が「旦那」、50〜60代は「主人」となった。
夫婦の呼称に関する意識を聞くと、すべての性年代で「特にこだわりはないし、こだわりを持つ人に違和感がある」が最も多かった。次いで「こだわりはないが、気になる人が多いのではあれば改めていく方が良いと思う」となっている。
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