TOEIC平均スコア、日本はアジアの足引っ張る結果に 高スコアは「南米」「ヨーロッパ」に多い傾向
国内でTOEICを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会は11月19日、昨年実施した「TOEIC Speaking & Writing Tests」の国別受験者の平均スコアを発表した。同テストは、日常生活やグローバルビジネスにおける生きたコミュニケーションに必要な"英語で話す・書く能力"を測定する内容で、昨年度の日本人受験者は3万9000人だった。
50人以上の受験者がいた国別に平均スコアを比較したところ、Speaking(話す)の上位3位は「ハンガリー」(166点)、「アルゼンチン」(162点)、「ドイツ」(160点)が僅差で並んだ。以降に、「エクアドル」(158点)、「フィリピン」(151点)、「フランス」(144点)、「コロンビア」(143点)、「インドネシア」(142点)、「イタリア」(140点)と続き、アジアトップは10位の「台湾」(139点)だった。
Speaking とWriting、日本はどちらも低い
Speaking(話す)の日本の順位は、「ベトナム」(114点)に次ぐ26位で111点。後ろには「タイ」(108点)と「インド」(69点)しかおらず、ワースト3位となってしまった。韓国(125点)は17位だった。
平均スコアを地域別にみると、高い順に南米、ヨーロッパ、アジア、北米、オセアニアとなったが、日本はアジアの中でも足を引っ張っていると言えそうだ。
受験者は「全日制の学生」(41.4%)が大きな割合を占め、次いで「フルタイム就業者」(38.1%)が続いた。英語の学習期間については「6年以上」(83.5%)が最多で、受験理由に「ビザ取得のため」「就職活動のため」と回答した人のスコアが高い傾向があった。
Writing(書く)セクションについても、上位には「ハンガリー」(179点)、「アルゼンチン」(171点)、「フィリピン」(171点)、「ドイツ」(169点)、「フランス」(165点)とSpeakingと同じような国名が並び、25位の「日本」(130点)はトップとの間に50点近い開きがあった。こちらも韓国(145点)より低い結果となった。
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