「おいやめろって言ってんだろ?」杏さんがキツく叱るも3人の子どもたちは…「やはり世界のKen Watanabeの血を引いている」

マイナビ子育て2021年12月3日(金)11時25分

俳優の杏さんが20日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に出演しました。

「あんま怒らなさそう」と言われると…

杏さんは2016年5月に双子を、2017年11月に第三子を出産しており、三児を育てています。生まれも育ちも東京だった杏さんは、かねてから「どこか知らない街で暮らしてみたい」という思いがあったといい、2022年8月に子どもたちを連れてフランスに移住。現在はフランスを拠点に、日仏を行き来して俳優活動を続けています。

番組で「2022年好きなママタレントランキング」で1位になったと紹介されると、杏さんは「嬉しいですけど……すごく素晴らしいお母さんっていうわけではない」「(周囲から)完璧にやってそうと思われる。でも360度(撮影)できない。映るとこだけ(きちんとしている)。いつでも(家に)来ていいよっていうわけじゃない」と、正直な気持ちを話しました。

また、「スーパーとかで子ども走ってても、あんま怒らなさそう」と言われた杏さんは、「やめろって言ってんだろ?」と低い声で子どもを叱る様子を実演。1回目ではなく、何百回も言って聞かないときは、鋭いまなざしでドスを利かせ「おい」と厳しく言うといいます。公共の場で声を荒げることは避けますが、家では大きな声を出すこともあると明かしました。

日仏それぞれで子育てを取り巻く環境は違い、杏さんは「両方いいところがあります」とコメント。フランスでは、子どもに優しくて助けてくれる人が多いため道端で困るようなこともなく過ごすことができるといいます。

たとえばベビーカー2台に子どもを乗せて外出した場合、フランスの街にはエスカレーターがほとんどないうえ段差が多くても、「移動していたら誰かしら飛んで来て、一緒に(ベビーカーを)持ってくれる。(ベビーカー)優先で『入れ、入れ』と言ってくれたり」するそうで、「とにかく居心地が良かった」と振り返りました。

「常に誰かに助けてもらっている」という杏さん。日本でも、映画などの撮影で地方ロケに入った際は、友達家族にも同行してもらい、「子どもを日中遊んでもらって、その間に撮影行ったり」と明かし、周囲に支えてもらいながら乗り切ったそうです。

ごっこ遊びで涙まで! 演技派な子どもたち

杏さんは日本での仕事があるとき、子どもたちをフランスの友人に託して単身で帰国することも。留守番をしている子どもたちのために準備しておくのが、手書きのメッセージカード。覚えてほしいことわざ1つと手描きのイラストを「帰国する日数分×子ども3人分」作っておき、毎日、友人から子どもに渡してもらっていると説明しました。

小学生になった子どもたちは「よくこんなに無視するな」と思わず感心してしまうほど、親の言ったことを素直に聞いてくれないといい、小さい頃とはまた別の大変さがあるよう。

わざとリアルの涙を流すという親顔負けの演技も得意で、「ごっこ遊びしてるときに『ほんとにぶつけて泣いたかな?』って思ったらウソ泣き、演技の涙だったりとかするので、『うわっ、怖っ!』って思います」と、子どもたちが相当な演技力を持っていることも明かされました。

このエピソードに、「やはり世界のKen Watanabeの血を引いている」「遺伝中の遺伝だね」とスタジオは大盛り上がり。なかなか手強そうな杏さんの子どもたちですが、番組ではそんな子どもたちからママへのメッセージが紹介されました。

「仕事を頑張ってるところがスゴイ」「優しくて大好き、100点満点!」「犬に怒ってるときのお母さんは一番怖い」

杏さんは「彼らに言っていることが、どんだけ響いていないかって話ですよね(苦笑)」と言いながらも、我が子からのメッセージに目を細めていました。

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