閲覧数が急上昇した街ランキング…1位は利便性向上の始発駅

リセマム2020年12月15日(火)19時45分

SUUMO 閲覧数が急上昇した街ランキング2020 1位~10位

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リクルート住まいカンパニーは2020年12月15日、1都3県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)の1,519駅を対象とした「SUUMO 閲覧数が急上昇した街ランキング2020」を発表した。1位は、東京メトロ有楽町線と副都心線の始発駅である和光市駅となった。

 調査は、2019年1月~2019年9月と2020年1月~2020年9月の期間で、ユーザーが閲覧した賃貸物件の閲覧数を街(駅)ごとに集計し、どの街(駅)の物件が数多く閲覧されたのかをランキング化した。さらに、2019年1月~2019年9月と2020年1月~2020年9月のそれぞれのランキングを比較し、2020年1月~2020年9月で100位以内にランクインした駅を対象にランクアップ数で順位付けし集計した。閲覧数は、駅徒歩15分以内の物件がどれだけ閲覧されたかをカウントしている。

 「閲覧数が急上昇した街ランキング2020」の1位は和光市駅。2013年に東急東横線との相互運転が開始されてから、新宿三丁目駅、渋谷駅にも直通できるなど交通利便性が向上し、注目が集まった。さらに2020年3月に南口の再開発が完了。駅ビルがリニューアルし、商業施設「EQUiA PREMIE和光」が開業し、「成城石井」「マツモトキヨシ」など25店舗が入り、生活利便性も向上した。今後、駅の北口の再開発も予定されており、注目が高まる街になりそうだ。

 2位は立川駅がランクインした。4月に立川駅の北側にオープンした大型複合施設「GREEN SPRINGS」には、飲食店や店舗、ホテルやオフィスなどが入っている。 飲食店は、地元の名店「BISTRO SAITO」、ピザやフレッシュチーズで女性に人気の「good spoon pizzeria & cheese」などが入り、平日にもかかわらずランチ時は行列待ちができるほどにぎわっている。豊かな植栽や水辺がありゆっくり滞在できるため、若者やカップル、子連れのファミリーやシニアなど幅広い層でにぎわう立川の新名所となっている。

 3位には西大井駅が急浮上。以前からJR横須賀・総武快速線とJR湘南新宿ラインを利用できたが、快速は停まらない駅だった。しかし、2019年に相鉄・JR直通線の停車駅となり、JR埼京線と直通運転が開始され、新宿駅や渋谷駅の都心ターミナル駅へのアクセスが向上したことが、注目度が高まった要因のようだ。

 そのほか、4位は代官山、5位は祐天寺、6位は西小山、7位は大宮、8位は新宿、9位は横浜。10位には「渋谷スクランブルスクエア」を筆頭に再開発で高層ビルが建ち並び、街が様変わりする渋谷駅がランクイン。渋谷駅の大規模な再開発に伴い、周辺駅の代官山駅や祐天寺駅もランクアップした。

◆SUUMO 閲覧数が急上昇した街ランキング2020
1位 和光市駅
2位 立川駅
3位 西大井駅
4位 代官山駅
5位 祐天寺駅
6位 西小山駅
7位 大宮駅
8位 新宿駅
9位 横浜駅
10位 渋谷駅

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