「焦って支払わない!」 消費生活センターへの相談件数、アダルトサイトが5年連続1位に

2016年11月10日(木)17時43分 BIGLOBEニュース編集部

出典:国民生活センター「アダルトサイトに関する相談の年度別件数」

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国民生活センターは10日、2016年4月から10月の期間に全国の消費生活センター等に寄せられた相談件数のうち、アダルトサイトに関する相談が5年連続で最も多くなったと発表した。


アダルトサイトに関する相談は、2015年は9万件を超え、2016年も10月末までに3万件を超える相談が寄せられている。特に「スマートフォンでアダルトサイトにアクセスした」など、スマートフォンに関連する相談が年々増加。全体の相談件数に占めるスマートフォンの割合も58%にまで増加している。


性別・年代別に見ると、男性は全ての年代で女性と比べてアダルトサイトの相談件数が多く、特に男性60歳以上の件数が顕著に増加。2011年は1万1千件だったものが、2015年度は約1.6倍の1万8千件にまで増えている。


スマートフォンの相談内容としては、「アダルトサイトの広告をタップしたらシャッター音がして突然登録された。電話をしたがコンビニで支払うように指示され支払った」、「アダルトサイトで突然料金請求画面が出たが、無料だと思っていた。支払わなければならないか」、「誤って広告からアダルトサイトにつながった。料金請求画面が表示され業者に連絡をした。対処法はあるか」といった事例が挙げられている。


国民生活センターは、これらに遭遇しても「サイト内のボタンを安易にクリック・タップしない」、「決して業者へ連絡しない」、「慌ててお金を支払わない」、「不安に思ったりトラブルにあったりした場合にはお住まいの自治体の消費生活センターに相談する」よう注意を促している。

BIGLOBEニュース編集部 BIGLOBEニュース編集部RSS

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