ゴミのポイ捨てが引き起こした悲劇 鼻にストローの突き刺さったウミガメが保護される

2015年8月18日(火)18時26分 BIGLOBEニュース編集部

ゴミのポイ捨てが引き起こした悲劇 鼻にストローの突き刺さったウミガメが保護される/画像はYouTubeより

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鼻にストローの突き刺さったウミガメが保護され、その時の様子を収めた動画が海外で話題になっている。


ウミガメを保護したのは、コスタリカの海で調査を行っていたクリスティン・フィゲナーさんとネイサンJ.ロビンソンの海洋生物の研究チーム。フィゲナーさんらは、最初ウミガメの鼻孔に寄生虫がいると思い、切除しようと引き上げたという。


動画には、鼻孔の物質がプラスチックのストローであるとわかり、ペンチで引き抜く様子が収められている。ストローがあまりにも鼻の奥深くまで入り込んでいたため、途中、ウミガメの鼻から出血してしまう。引き抜いたストローの長さは、10から12センチほどもあったという。ウミガメの出血は直ぐに止まり、患部をヨウ素で消毒し観察した後、海に戻された。フィゲナーさんによると、捨てられたストローがウミガメの鼻腔に流れ込んだ可能性があるとのことだ。


この動画へは、「かわいそうに、ゴミのポイ捨ては最低だ」「私は二度とストローを捨てないだろう」「なぜ、人はゴミをゴミ箱に捨てることができないのか?」といった声が多く寄せられている。


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