見た目がヤバい“謎の幼虫”をタイムラプスで3週間観察したら…… 目を疑う変貌に「意外すぎる」「感動しました」

2024年6月1日(土)21時5分 ねとらぼ

謎のプリプリした幼虫を発見しました

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 庭で発見したプリプリした謎の幼虫の正体を明かすべく、成虫になるまで育ててみた様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で18万回以上再生され、「初めて見ました!」「涙が出ました」といった声が寄せられています(※虫が苦手な人は閲覧注意です)。
●プリプリの幼虫に出会う
 こちらの動画を投稿したのは小さいころから生き物が好きで、身の回りの生き物の情報を発信しているYouTubeチャンネル「おたま日記Otama diary」の管理人さん。前回はやたら緑色な幼虫の成長記録を見せてくれましたが、今回は庭で発見した“謎のプリプリした幼虫”の飼育に挑戦するといいます。君は一体何の幼虫なんだい……?
●プリプリな謎幼虫の成長記録
 4月4日、投稿主さんは飼育しているアマガエル「ぴょんおたま」さんのごはんを探すべく、家庭菜園に出ていました。そこでセマダラコガネの幼虫を見つけて喜んでいると、プリプリでずんぐりした体の、おしりに毛がある謎の幼虫を発見します。幼虫の正体が気になって仕方がない投稿主さんですが、いろいろと調べてもその正体ははっきりしません。そこで成虫になるまで育て、その正体を明らかにすることに。
 ケースに土と幼虫を入れてみると、幼虫はどんどん土に潜っていきました。手のひらに乗せたときもかなり強い力で下に潜って行こうとしていたため、どうやら潜る能力が高い幼虫のようです。さぁ、幼虫はどんな姿に変化していくのでしょうか?
 謎の幼虫を観察するべくケースの横に時計を置き、タイムラプス撮影してみることにした投稿主さん。撮影した動画を見るとあまり動きはないものの、土がときおりもこもこ動いていることから、幼虫は土の中で活動していることが分かります。生き物を飼育する際にはエサを与える必要がありますが、残念ながら今回は幼虫の正体も食べる物も分かりません。とはいえ、投稿主さんはこの時点で土の中にいる微生物や植物の破片などを食べているのではないか……と推測していたそうです。
 4月12日。幼虫には申し訳ないけれど、一度土をひっくり返して中を見てみます。幼虫はそのままの姿でしたが、土がさらさらできめ細かくなっています。やはり土の中にある植物のかけらなどを食べているようです。投稿主さんは土を少し入れ替え、枯れ葉と植物の葉っぱも入れてみることにしました。
 4月23日。朝起きた投稿主さんがケースを見ると……ケースの中には、足の長い昆虫の姿がありました。プリプリした謎の幼虫の正体は、日本各地に生息する身近な昆虫「ガガンボ」だったのです。投稿主さんによると、ガガンボは蚊にそっくりでも人を刺すことはなく、主食は花の蜜なのだそうです。残念ながらサナギから成虫が出てくる瞬間を見ることはできませんでしたが、プリプリの幼虫が細長いサナギになり、サナギから手足の長いガガンボが出てくると考えると、昆虫の生態は不思議で面白いですね。
 普段ならガガンボはぴょんおたまさんのごはんにするけれど、今回は情が移ってしまったため外に逃がすことにしたとのこと。ガガンボの成虫の寿命はわずか1週間ほどなのだそうです。せっかく成虫になれたのだからいっぱい空を飛び回り、子孫を残してくれたらいいなと願う投稿主さんなのでした。
●「初めて見ました!」「涙が出ました」の声
 こちらの動画には「ガガンボの幼虫、初めて見ました!」「飛び立ったかと思ったらおたまさんの手に舞い戻って、何かありがとうって言ってるみたいで涙が出ました」といった、たくさんのやさしい声が寄せられています。投稿主さんは同チャンネルとサブチャンネル「リトゴマ日記(おたま日記のサブチャンネル)」、ブログ「おたま日記のブログ」に、ぴょんおたまさんと猫の「リトル」さん&「黒ゴマちゃん」との生活や、家庭菜園、野良猫や昆虫などに関するさまざまな動画や記事を投稿しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「おたま日記Otama diary」

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