関東地方 この先も晴れて寒さが続く 3連休初日は南岸低気圧の動向に注意

2023年1月4日(水)15時27分 tenki.jp

関東地方では、この先も晴れる日が多く、寒さが続くでしょう。3連休初日の7日(土)は「南岸低気圧」の影響で、冷たい雨や雪の降る可能性があります。今後も「南岸低気圧」の動向に注意してください。

3連休初日の7日(土) 冷たい雨や雪が降る可能性も

関東甲信では、この先も晴れる日が多く、寒さが続くでしょう。マフラーや手袋など冬のアイテムが欠かせません。
また、空気がカラカラの状態が続きますので、火の元にご注意ください。室内では加湿器を使うなど、ノドや肌のケアにも気を配りましょう。
3連休初日の7日(土)は、低気圧が関東の南岸沿いを進む見込みです。いわゆる関東に雪をもたらすことのある「南岸低気圧」です。今の段階では、千葉県など関東南部沿岸部ほど雨が降りやすく、冷たい雨になるでしょう。
なお、南岸沿いを通る低気圧のコースや寒気の強さによっては、雨や雪の降るエリアが広がることも考えられます。最新の気象情報にご注意ください。

関東に雪を降らせる「南岸低気圧」

関東の天気は、南側の沿岸部を進む「南岸低気圧」の進路次第で、大きく変わります。パターンは3つ、挙げられます。
①南岸低気圧が八丈島の北を進む場合、関東には低気圧の降水域がかかり、暖かい空気も流れ込みます。そのため降るものが雪ではなく、雨になりやすいのです。
②南岸低気圧が八丈島の少し南を進む場合、関東には降水域がかかる一方、北から冷たい空気を引き込みます。そのため雪が降りやすく、時には大雪になるのです。
③南岸低気圧が八丈島の南を進む場合、降水域そのものが、関東の陸地まで届かず、雪も雨も降らないことが多くなります。ただ、冷たい空気が南下するため、関東では、雲が広がりやすくなるのです。
南岸低気圧の進路と八丈島の位置関係は、関東の雪を予報する目安の一つではありますが、決め手はこれだけではありません。関東で大雪になるかどうかは、低気圧の発達度合い、進む速度、気温の低下、湿った空気の流れ込みなどで変わります。(①のように雨でも、降り方が強まると、周囲の空気が冷やされて雪に変わることもあります。)関東では、普段、雪にあまり慣れていないため、最新の天気予報などをこまめに確認し、雪が予想される場合は、早めの対策を心がけてください。

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