インフルエンザ患者数は減少傾向も 10万人超えが継続

2024年1月4日(木)15時40分 ウェザーニュース

2024/01/04 15:34 ウェザーニュース

今日1月4日(木)、厚生労働省は2023年12月18日〜12月24日のインフルエンザ発生状況を発表しました。
この1週間における定点医療機関からの患者報告数は「114,126 人」でした。前週より約3.3万人減少しましたが、依然として多い状態が続いています。

全国354か所で警報レベル

定点当たり報告数は45都道府県で前週より減少しました。ただし、国立感染症研究所によると、12月27日時点で全国の保健所管轄区域のうち354か所(47都道府県)が警報レベルを超えている状況となっています。

感染予防として効果的な手の洗い方

インフルエンザは、例年であれば年明けにさらに患者数が増える傾向があります。今シーズンは12月中旬から減少傾向が続いているものの、正月休みや冬休みが終わると職場内や学校内での感染リスクが高まるため、引き続き、こまめな手洗い・消毒・咳エチケット等を継続して、感染予防に努めましょう。
過去にウェザーニュースが医師に伺った、効果的な手洗い方法をご紹介します。
1、両手を水で洗う
2、石鹸を手に取って泡を作る
3、手のひらを洗う
4、指の間も洗う
5、手の外側も洗う
6、指の先、爪も洗う
7、親指のつけ根を洗う
8、最後に手首を洗い、水ですすぐ

石けんやハンドソープを使うと、手の表面の皮脂に付着しているウイルスも洗い落とせます。手洗い前の手にウイルスが100万個付着していたとすると、1分間の手洗いで数十個(約0.001%)に減らせることになります。ここまですれば、食事前やトイレの後は流水で15秒の手洗いで十分です。

出典
厚生労働省HPより

ウェザーニュース

「減少」をもっと詳しく

「減少」のニュース

「減少」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ