3連休は低気圧の動きに注意 来週の土日は広く雨で融雪災害のおそれ 東北2週間天気

2023年1月5日(木)17時52分 tenki.jp

この先の東北地方は、天気や気温が目まぐるしく変化するでしょう。7日(土)からの3連休は日本海側を中心に雪や雨が降り、雷を伴う所がありそうです。9日(月)成人の日から10日(火)は風が強まり、荒れた天気となるおそれがあります。大学入学共通テストが実施される14日(土)から15日(日)は高温傾向で、広く雨が降る見込みです。積雪の多い地域では、雪解けによる落雪やなだれなどに注意が必要です。

【前半】7日(土)は低気圧の動向に注意

あす6日(金)は冬型の気圧配置が緩むでしょう。日本海側の雪は弱まり、東北南部を中心に晴れ間が出る見込みです。風は次第に弱まりますので、日本海側も比較的穏やかな「寒の入り」となりそうです。
7日(土)は前線を伴った低気圧が本州南岸を進むでしょう。また、別の低気圧が日本海を進む予想です。本州南岸を進む低気圧が北から寒気を引き込むため、岩手県の北部や青森県の三八上北では湿った雪が降りやすくなりそうです。電線や樹木への着雪に注意してください。仙台市では雪ではなく雨の降る予想ですが、低気圧の進路や発達具合によっては予報が変わる可能性があります。最新の情報に注意してください。
8日(日)は冬型の気圧配置に変わり、上空に寒気が流れ込むでしょう。日本海側は雪が降りやすく、沿岸を中心にふぶくおそれがあります。交通への影響などに注意が必要です。
9日(月)成人の日から10日(火)は低気圧が北日本付近を通過して、冬型の気圧配置が一時的に強まる予想です。日本海側を中心に雪や雨が降り、荒れた天気となるおそれがあります。

【後半】14日〜15日は広く雨 雪解けによるなだれや落雪に注意

13日(金)はおおむね晴れますが、大学入学共通テストが実施される14日(土)から15日(日)は広い範囲で雨が降るでしょう。
欧州に記録的な暖冬をもたらしている暖気の波動が日本にもやってきて、
東北地方も気温が一気に上昇し、4月並みの最高気温になる所もある予想です。
16日(月)頃からは上空に強い寒気が流れ込み、17日(火)から18日(水)は各地で雪が降る見込みです。
東北北部では各地とも最高気温が0℃未満の真冬日となり、凍える寒さとなりそうです。
期間の前半と後半で気温のアップダウンが大きくなりますので、体調管理に注意が必要です。

急な雪解け 注意点は?

来週の12日(木)から15日(日)にかけては暖かい空気が流れ込むため、この時期としては気温がかなり高くなりそうです。積雪の多い地域では雪解けが進むため、融雪災害のおそれがあります。道路の冠水や屋根からの落雪、雪が多く残っている斜面ではなだれに注意してください。

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