強い寒気が南下 7日午後は雪の範囲拡大 北陸は大雪に警戒 成人の日は厳寒に

2024年1月6日(土)6時3分 tenki.jp

今日6日(土)からの3連休は、次第に強い寒気が南下。明日7日(日)午後からは雪の範囲が北陸から九州にも広がりそう。北陸は大雨のあと、大雪に警戒が必要です。8日(月)成人の日は、晴れる所も厳しい寒さに。

6日は次第に冬型へ 7日は雪の範囲が広がる

今日6日(土)は次第に冬型の気圧配置に変わり、7日(日)は雪のエリアが広がるでしょう。日本海には日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が発生し、北陸は7日(日)夜から断続的に発達した雪雲が流れ込む予想です。
北海道は、7日(日)にかけて日本海側を中心に雪が降り、ふぶくでしょう。小さな低気圧が発生する影響で、局地的に大雪となりそうです。東北は、今日6日(土)は山沿いを中心に雪が降りますが、7日(日)は平地でも雪に変わるでしょう。
北陸は、7日(日)の昼頃までは雨や雷雨となり、大雨による土砂災害に注意、警戒が必要です。7日(日)の午後は次第に雪に変わるでしょう。夜からは山沿いを中心に短時間で強い雪が降り、積雪が急増する所もありそうです。地震直後で思うような対策ができない中ですが、雪や風をしのぎ、暖を取れる安全な場所でお過ごしください。
関東甲信や山陰など西日本でも、山沿いを中心に雪が降るでしょう。寒気の流れ込みが強まる7日(日)は、太平洋側の平地も雪の降る所がありそうです。
※「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」とは、シベリア大陸から流れ込む冷たい風が朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分され、その風下である日本海で再び合流して形成される収束帯(雪雲が発達しやすいライン)です。JPCZによって、雪雲が発達しやすくなり、その雪雲が次々と流れ込むと、大雪となることが多々あります。

成人の日 北海道から北陸は雪の影響 晴れても厳寒

8日(月)成人の日は、冬型の気圧配置が緩みますが、強い寒気の影響で全国的に厳しい寒さになるでしょう。
北海道と東北は日本海側を中心に雪が続きそうです。北陸は、朝にかけて雪の降り方が強まり、一晩で周りの状況が悪化するおそれがあります。積雪や路面の凍結、立ち往生など、交通への影響に注意、警戒してください。午後になると、北陸から九州北部の雪の範囲は狭くなり、降り方は落ち着いてきそうです。
関東から九州南部で広く晴れますが、大阪など市街地でも一時的に雪が舞う可能性があります。また最高気温は8℃から10℃くらいの所が多く、急に寒くなるでしょう。

雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

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