明日12日 未明～明け方 水星が西方最大離角 南東の低い空に注目
2024年1月11日（木）14時13分 tenki.jp
明日12日未明から明け方、水星が太陽から最も離れ、西方最大離角となります。太陽に最も近い惑星である水星は、地球から見た位置が太陽からあまり離れることがなく、見つけにくい天体の一つですが、明日12日は日の出前の南東の低空で、見つけるチャンスとなります。
明日12日 未明〜明け方 水星が西方最大離角
明日12日は、太陽に最も近い惑星である水星が太陽から最も離れ、西方最大離角となります。
水星は、地球から見た位置が太陽からあまり離れることがなく、見つけにくい天体の一つです。明日12日未明から明け方にかけて、水星が太陽からの見かけの角度が最も離れる、西方最大離角となり、日の出前の南東の低い空で、水星を見つけるチャンスとなります。
水星よりも少し空の高い位置には、金星があります。明るく輝く金星を目印に、なかなか見られない水星を探してみてはいかがでしょうか。
明日12日未明〜明け方の天気は?
明日12日は、北海道の北を低気圧が進み、低気圧からのびる寒冷前線が日本海側を南下するでしょう。
この影響で、北海道は雪や吹雪となり、東北の日本海側や北陸も雪や雨で、風も強まりそうです。この方面では、観測できる可能性は低くなりそうです。
一方、東北の太平洋側や関東から西は広く晴れて、観測のチャンスとなるでしょう。
明日12日朝にかけては、関東や東海は今朝以上に冷え込みが強まりそうです。天体観測をされる際には、暖かいコートやブランケットなどでしっかり防寒対策を行ってください。
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