アメリカ西海岸で大雨続く サンフランシスコは2週間余りで300mmを記録

2023年1月13日(金)18時30分 ウェザーニュース

2023/01/13 17:49 ウェザーニュース

アメリカ西海岸では昨年末から断続的に大雨に見舞われています。サンフランシスコでは16日間で300mmを超える雨量を観測しました。この時期の1か月の平年雨量の3倍にあたる大雨です。

週末もまた大雨となるおそれ

アメリカの西海岸は「大気の川」と呼ばれる水蒸気の流入が続いていて、断続的に大雨に見舞われています。
アメリカの気象当局がまとめた12月26日から1月11日までの16日間の雨量データによると、サンフランシスコではこの期間で300mmを超える雨が降りました。サンフランシスコはこの時期の平年の雨量が1か月で100mmほどですので、2週間余りでその3倍以上の雨が降ったことになります。
一連の大雨によりカリフォルニア州では洪水や土石流などの報告が955件に達しました。
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日本時間の15日(日)には新たな低気圧や前線が近づいて、西海岸ではまた雨の強まる可能性があります。気象当局は強い雨や洪水などのおそれがあるとして、警戒を呼びかけています。
来週中頃からは水蒸気の流入が落ち着き、大雨のリスクは低減する見通しです。

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