冬型の気圧配置が強まる 日本海側は積雪の急増に注意

2024年1月13日(土)10時30分 ウェザーニュース

2024/01/13 10:24 ウェザーニュース

今日13日(土)の日本付近は冬型の気圧配置が強まっています。上空に寒気が流れ込んでいて、日本海側の広い範囲で雪や雨が降りやすくなる見込みです。

多い所は今日だけで30cm以上の積雪増加

寒気の南下に伴って日本海で雲が発達し、日本海側の各地に広がっています。北日本から新潟県にかけてはほとんどの所が雪、北陸西部から山陰は雨、雪が混在している状況です。
活発な雪雲がかかっている所では雪が強まり、10時までの1時間には青森県野辺地町で5cm、新潟県糸魚川市・能生や妙高市・関山で4cmの雪が降りました。新潟県津南町では今日だけで30cm以上の新たな雪が積もって、10時の積雪は80cmに達しています。
午後は寒気がさらに南下するため、北陸西部でも雪の所が増え、地震被害が大きい能登地方で積雪のおそれがあります。また、北陸の山沿いは断続的に強い雪が降って、さらに積雪が増える見通しです。積雪急増による交通障害に注意をしてください。

関東から東海、近畿でも雨や雪に

午後は日本海側だけでなく、太平洋側でも天気の崩れる可能性があります。強い寒気が南下することで大気の状態が不安定になり、関東や東海、関西エリアなどでも雨や雪の降る所がある見込みです。
特に関東は明瞭なシアーライン(風の流れが変化する境界線)が形成されて雲がまとまる上、上空5500m付近で−30℃以下の寒気が通過するため大気の状態が不安定になります。
降水が強まると周囲の気温が低下して、より雪に変化しやすく、東京都心でも雪に変わる可能性があります。内陸部では一時的に雪が積もることが考えられますので要注意です。

写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)

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