週間天気　日曜にかけ広く雨や雪　来週は日本海側で大雪のおそれ

2024/01/20 05:24 ウェザーニュース

能登半島地震 被災地は融雪や土砂災害に注意

地震被災地のこの先の天気

能登半島地震の被災地では、週末は雨が降り、来週中頃からは雪に変わるところが多くなります。
被災地では、地震の揺れで地盤が緩んでいるため、雨が降ると平常時より少ない雨量で土砂災害が発生するおそれがあります。また、積もった雪に雨が降るとその重みで損傷した建物が倒壊したり、積雪路面の悪化で救助活動・物資輸送への支障などが懸念されます。
昼間は気温の上がるところが多いものの朝晩は冷えるため、避難生活をされている方は、低体温症等にも注意してください。

明日にかけ広く雨や雪　関東平野部は雨主体

週間予想天気図　21日(日)〜26日(金)

今週末は前線上に低気圧が発生し、本州の南岸を通過。周辺では雨や風が強まるところがある見込みです。
20日(土)は西日本、21日(日)は東日本から北日本を中心に雨や雪となり、東北の内陸や東日本の山沿いで大雪となるおそれがあります。関東甲信でも雪の可能性はあるものの、東京23区など関東の平野部で降るものは雨が主体になるとウェザーニュースでは予想しています。
低気圧に近いところでは雨風の強まりに注意が必要です。

来週中頃は日本海側で大雪のおそれ

週明け22日(月)になると、日本海でも低気圧が発生する予想です。北日本や日本海側を中心に雨や雪が降りやすく、低気圧に近い北海道では強まる雨や雪、風に注意が必要です。
来週中頃は西高東低の冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込みます。北日本日本海側や地震被災地を含む北陸を中心に大雪や吹雪に警戒が必要です。全国的に風が強まり、名古屋など太平洋側にも雪雲が流れ込む可能性があります。
低気圧の位置や寒気の強さの予想にはブレがあるため、予報が変化する可能性があります。随時、最新情報をご確認ください。

日々の気温変化にも注意

この先一週間は、昼間でも冷たい雨で気温が上がらない日があったり、東日本や西日本では最高気温が15℃前後まで上がって寒さが緩んだりと気温のアップダウンがある見込みです。
来週は強い寒気が流れ込むため、再び冬らしい寒さとなりそうです。
気温変化で体調を崩さないようお気をつけください。