北海道 3ヶ月予報 暖冬傾向続く 春への歩みは一歩一歩着実に訪れそう
2024年1月23日（火）16時56分 tenki.jp
向こう3ヶ月の北海道は、気温は平年並みか高くなるでしょう。降水量や日本海側の降雪量はほぼ平年並みの見込みです。一時的に冬型の気圧配置となる時期がありますが、全般には冬型の気圧配置は平年より弱いでしょう。春への歩みは昨年のような駆け足ではなく、一歩一歩着実な足並みでやってきそうです。
2月の天候:気温は平年並みか高め 日差しの強まりが実感できそう
2月は、北海道付近は冬型の気圧配置となる日もありますが、寒気の影響を受けるのは一時的となりそうです。
平年同様に日本海側は曇りや雪の日が多く、オホーツク海側・太平洋側は晴れの日が多いでしょう。気温は各地とも平年並みか高い見込みです。
1月下旬から2月にかけては道内各地で氷や雪のイベントが開催されます。気温も一年で最も低い時期で季節はまだ冬ですが、後半には日差しの強まりが実感できるようになるでしょう。
3月の天候:一時的に冬の天気に しかし雪融けは順調
3月は、シベリア高気圧の張り出しは弱いもののアリューシャン低気圧は強く、冬型の気圧配置となる日があるでしょう。また、寒気の影響を受ける日もある見込みです。
平年同様に日本海側では曇りや雪または雨の日が多く、オホーツク海側や太平洋側は晴れの日が多い見込みです。気温は各地ともほぼ平年並みでしょう。
3月は雪融けの時季です。平年では太平洋側では3月中に根雪(長期積雪)の終日を迎えます(函館:3月10日、帯広:3月24日など)。今年は気温が平年並みで経過しますので雪融けは順調に進みます。日本海側の多雪地帯でも根雪の終日が極端に遅くなることはなさそうです。
4月の天候:春への歩みは一歩一歩着実に
4月は、日本海側やオホーツク海側は数日の周期で天気は変わるでしょう。太平洋側も数日周期で天気は変わりますが、平年同様晴れの日が多い見込みです。気温は各地ともほぼ平年並みとなる見込みです。
昨年の4月は記録的な高温で桜の開花も平年よりかなり早く、春は足早に訪れました。今年の春は例年通りの歩みで、一歩一歩着実に訪れそうです。
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