「ほかの局より厳しい」笠井信輔アナが強調も…元社員の信頼裏切るフジテレビ“コンプラ”崩壊の現実
2025年1月25日(土)6時0分 女性自身
元SMAPの中居正広(52)の女性トラブルに揺れるフジテレビ。全貌が明らかにならないまま中居は1月23日に芸能界を引退したが、翌24日、新たな事実がTBS NEWS DIGによって報じられた。フジテレビ・コンプライアンス推進室の室長が一連のトラブルを知らされていなかったというのだ。
トラブルにはフジテレビ社員も関与していたと報じられているが、一貫してこれを否定。ホームページ上には《当該社員は会の設定も含め一切関与しておりません》などとコメントが掲載されている。
「元フジテレビの笠井信輔アナウンサー(61)は16日に出演したラジオ番組『ラジオのタマカワ』(TOKYO FM)で “トラブルに関与していない”というフジテレビの主張を『本当だろうなと思いました』とも語っていました。『そんなうち(フジテレビ)のコンプライアンスって甘くない。ほかの局より厳しい』と、その根拠を話していました」(スポーツ紙記者)
中居が女性トラブルを起こしたのは23年6月のこと。ほどなくして当時フジテレビ専務だった大多亮氏(現関西テレビ社長)がトラブルを知ることとなり、その日のうちにフジテレビの港浩一社長(72)に報告したと、大多社長は会見で語っている。
それにもかかわらず、フジテレビのコンプライアンス推進室室長は昨年12月に週刊誌の取材を受けるまで一連の問題を知らされていなかったと、23日のフジテレビ社員向け説明会で明らかになったとTBS NEWS DIGが報じている。
「上層部が問題を把握していながら、コンプライアンス推進室を蚊帳の外に置き、機能を果たさなかったことは重大な問題です。笠井アナのように社内のコンプライアンス意識は決して低くはないと感じていた社員もいたはず。しかし今回のことで、そうした社員の信頼も裏切ることになってしまいました」(前出・スポーツ紙記者)
27日には再度フジテレビが会見を行う。そこではいったいなにが語られるのかーー。