スキー楽しむなら今のうち 全面滑走可のスキー場増加するも積雪減る可能性

2024年2月1日(木)16時20分 ウェザーニュース

2024/02/01 16:17 ウェザーニュース

先週は寒気が襲来し、北日本や北陸だけでなく西日本の山沿いでも積雪が増加しました。
ウェザーニュースが各地のスキー場に取材した所、2週間前と比較して全面滑走可能なスキー場が増加しました。

雪不足エリアで全面滑走可が急増

強い寒気が南下する前の1月16日(火)と今日2月1日(木)の各エリアの滑走状況を比較すると、雪不足だった滋賀県や中国山地沿いでは大雪となったため、全面滑走可の割合が近畿は+43ポイント、中国は+40ポイントと一気に増加しました。
北日本や東日本の各エリアでも20〜30ポイント前後の増加となりました。
また、これまで雪不足でオープンできなかったスキー場でも一気にオープンしたため、全国のスキー場のオープン率は9割以上となりました。

暖冬続く、積雪は急激に減る可能性も

この先1か月は、北海道を中心に寒気が流れ込むため、平均気温は平年並みの予想です。
東北から西日本にかけては、一時的に寒気が流れ込んで気温が下がることはあっても、平均気温が平年よりも高い予想となっています
2月後半になると春の空気が優勢になる見込みです。これからスキー・スノボを計画されている方は、積雪が十分残っている2月上旬のうちに遊びに行くのがオススメです。
また、北日本や北陸など雪の多い地域では、融雪災害や雪崩の発生に注意が必要です。出発前にハザードマップで危険な箇所を把握し、「なだれ注意報」などの気象情報が出ていないかをチェックすることを心がけましょう。

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