【保存版】「社会で成功する子」に育てたければ始めるべき“習い事”とその目的とは?

2024年2月11日(日)19時30分 ダイヤモンドオンライン

【保存版】「社会で成功する子」に育てたければ始めるべき“習い事”とその目的とは?

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写真はイメージです Photo:PIXTA

「負けず嫌い=大切にすべき長所」。そう語るのは、日米で学習塾を経営し25年間で延べ5000名以上のバイリンガルを育成しているTLC for Kids代表の船津徹氏。「こんなにも具体的で内容が詰まっているものは初めて!」「目からウロコ」と子育て世代に話題の新刊『「強み」を生み出す育て方』の中から、25年間の塾経営でたどり着いた【成功者が子ども時代に身につける習慣】をお届けする。

競争を経験させない→「親として無責任」

 日本で「競争心が強い人」というと、他人を踏み台にしたり、勝つために手段を選ばない貪欲な人というネガティブなイメージが伴います。一方、アメリカで「負けず嫌い」といえば、成功や勝利への執着が強い人、粘り強い人など、肯定的に見られる場合がほとんどです。

 アメリカは日本以上に市場原理を重視する競争社会です。競争社会で生き残る子どもを育てるためには、子どもの頃から競争に慣れさせておかなければなりません。競争を経験させずに子どもを社会に出すことは、「親として無責任」と考えられているのです。

 多くのアメリカ人家庭は、子どもが5〜6歳になると「競技スポーツ」に参加させます。日本ではスポーツを通して「体力作り」を目指すことが多いですが、アメリカでは「競争させるため」にスポーツへ参加させます。初心者でもいきなり試合に参加させて真剣勝負を経験させます。細かい技能は二の次。まずは実戦を通して「本気で競い合う楽しさ」を味わわせるのです。

 勝者となって大きなトロフィーを手にする成功体験は、さらに高い目標に向かってチャレンジする「向上心」を育てます。敗者になった時の悔しい思いは、「敗北をバネに飛躍する力=レジリエンス」や勝つために何が必要なのかを「考える力」など、勝利以上に多くのことを教えてくれます

 子どもが成長して社会に出れば、勝ち続けることなど不可能です。どんな成功者でも、必ず失敗や敗北を経験します。重要なのは勝つことよりも「負けてもくじけずに挑み続ける習慣をつけること」です。子ども時代の競争は、将来、社会で成功するためのトレーニングなのです。

「わが子にピッタリの習い事を詳しく知りたい!」という方のために、著書『「強み」を生み出す育て方』ではオリジナル診断を掲載しています。気質×才能の25タイプ別診断で「わが子にピッタリの習い事」がカンタンにわかります!

子育て成功のカギは「強み育て」にある

『「強み」を生み出す育て方』 (船津徹・ダイヤモンド社)定価:1980円(税込)

 子どもが社会の変化に翻弄されずに、自分らしく幸せに生きていくには、失敗や挫折に負けない「たくましさ」を確立しなければなりません。一生ものの武器になるたくましさですが、どのように育てれば良いのでしょうか?

 たくましさが育つ要因は、家柄、血筋、遺伝ではありません。もちろん親の学歴や職業も無関係です。「子どもの潜在的な強みを引き出すこと」でたくましさは育つと断言できます。

 つまり、子育てで最優先すべきは「強み育て」なのです。強みは、音楽でもスポーツでも勉強でも、なんでもいいのですが、習い事は強みを育てる最高のチャンスになります!だから習い事選びは「子育て成功」に直結するのです。

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