アメリカ大陸をストームが横断中 山間部は大雪 乾いた空気流入で火災リスクも

2024年3月14日(木)10時30分 ウェザーニュース

2024/03/14 10:20 ウェザーニュース

太平洋からアメリカ大陸に進んできたストームが、日本時間の14日(木)はアメリカ中部を進んでいます。周辺では荒れた天気となり、山間部を中心に大雪となる見込みです。ストームの南側には乾いた空気が入り込んで、火災のリスクが高まっています。

山間部は1m以上の積雪の可能性

今週はじめに太平洋から進んできたストームがアメリカ中部を通過中です。雲が発達していて、コロラド州を中心に雨や雪の強まっている所があります。
ロッキー山脈周辺の標高の高い地域では大雪が予想され、現地の14日(木)にかけて広い範囲で30cm以上、局地的には1m前後の積雪となる見通しです。風も強まって吹雪となり、移動が難しくなるとみられます。
平地では雪ではなく雨となり、局地的には雷を伴って強く降る予想です。
一方でストームの南側では南西の乾いた風が吹き込んでいて、山火事のリスクが高まっています。ニューメキシコ州やテキサス州の一部などは湿度が10%台まで低下し、瞬間的に20m/sを超える風が吹くため火災が燃え広がりやすくなる見通しです。
現地の気象当局はウィンターストーム(冬の嵐)に関する警報や、火災警報を発表して、住民に対し注意を呼びかけています。

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