【精神科医が教える】「職場の大嫌いな人」への絶対NG行動

2024年4月2日(火)6時0分 ダイヤモンドオンライン

【精神科医が教える】「職場の大嫌いな人」への絶対NG行動

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42歳でパーキンソン病と診断された精神科医のエッセイが、韓国で売れに売れている。『もし私が人生をやり直せたら』という本だ。「自分をもっと褒めてあげようと思った」「人生に疲れ、温かいアドバイスが欲しいときに読みたい本」「限られた時間を、もっと大切にしたい」と共感・絶賛の声が相次ぎ、35万部以上売れているという。そんなベストセラーエッセイの邦訳が、ついに刊行される。男女問わず、多くの人から共感・絶賛を集める本書の内容とは、いったいどのようなものなのか? 本書の日本語版から抜粋する形で、「人生の限りある時間」の過ごし方について書かれた項目を紹介していく。

Photo: Adobe Stock

「職場にいる大嫌いな人」とどう付き合えばいい?

 以前、娘からこんな質問を受けました。「職場に大っ嫌いな先輩がいる時、どうしたらいいの?」

 生きていれば、自分と反りの合わない人や、価値観や好みの違う人、絶対に好きになれない人とも出会うものなのです。職場には実にさまざまな人がいます。大人として社会生活をスムーズに送るためには、好きでもない人ともうまくつき合い、一緒に働ける能力が求められます。

 他人と親密な関係を築いて維持していくことは膨大なエネルギーを要します。親密であるということは、お互いをよく知って受け入れる特別な関係になるということです。飾らない素の自分を見せる勇気と、相手に対する信頼が必要であり、時には、そこで生じる失望にも耐えなければなりません。

 心も体も疲弊するのはもちろん、人間関係が義務や責務になりかねません。こうした点から見ても、親密な関係は、生涯のうちでも家族やごくわずかな友人たちに限られるのが正常なのです。

「あの人に好かれよう!」と努力してはいけない!

 にもかかわらず、人脈が成功のカギを握る現代社会では、人は、誰からも好かれようと努力し、どうにかしてたくさんの人と親しくなろうとします。やがて人と会うことが、自発的な楽しみではなく、苦しい労働の延長になってしまいます。

 人間の五感は、他人の反応に敏感であるように発達しています。遺伝子に、他人から愛され、認められようとする欲求が深く刻まれているからです。当然、仕事のために浮かべる作り笑いは不自然なだけでなく望む結果も得られません。

 では、どうすればいいのでしょうか?


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