関東・東海や東北で大雨　暴風も　今日18日(土)の天気

2020/04/18 07:56 ウェザーニュース

今日4月18日(土)は、低気圧の影響で関東や東海、東北などで雨が降り、風が強く吹きます。大雨による土砂災害や河川の増水、突風等の可能性があるため、むやみな外出はお控えください。低気圧が離れる西日本は天気が回復ます。

関東や東北は大雨や強風に警戒

降水と風の予想　18日(土)12時

発達した低気圧や前線の通過に伴い、東海や関東、東北地方では風雨が強まります。局地的には1時間に30mmを超える激しい雨が降り、総雨量は東海で最大200mm、関東や東北などで180mmに達するおそれがあります。中小河川の増水や、土砂崩れ等が発生する可能性があるため、むやみな外出は控えるようにしてください。
また、西日本から東北の沿岸部では、最大瞬間風速が20m/sを超えるような強い風が吹く予想です。外出の必要がある方は、丈夫な傘が必要です。

関東は昼前後が荒天ピーク、東北は午後

各地の風雨のピークは、東海地方で昼過ぎまで、関東では午前中から夕方まで、東北では昼過ぎから夜にかけてとなる予想です。
なお、新型コロナウイルス感染症の流行により避難の判断が難しくなっていますが、現時点では避難が必要なほど風水害の危険が迫るところはほとんどない見通しです。雨の強い時間帯は外出をせずご自宅で過ごすようにしてください。土砂災害警戒区域では斜面から離れた上階の部屋にいる方が安全です。

西日本は天気回復し気温上昇

西日本は低気圧が離れるにつれて天気が回復します。九州は朝から晴れて、近畿なども午後は日差しが届く見込みです。日差しが戻ると気温が上がり、20℃を大きく超える予想となっています。
ただ、寒気の影響で局地的に活発な雨雲が通過する可能性があり、昼頃から午後にかけても急な強い雨や落雷、突風等の可能性があります。一旦雨がやんでも油断は禁物です。
北海道は雲が広がりやすくなるものの、大きな天気の崩れはありません。暖かな空気が流れ込むため気温の高い状況が続き、日差しが届く内陸部では15℃を超える予想です。