きょう6日夜も関東・東北で雨降り続く 7日にかけて東北で警報級大雨・暴風の恐れ

2022年6月6日(月)17時16分 tenki.jp

関東はきょう6日(月)夜も、雨で傘が手放せないでしょう。東北はきょう6日(月)夜からあす7日(火)の朝にかけて、局地的に土砂降りの雨となりそうです。東北ではあす7日(火)にかけて、警報級の暴風が吹く恐れもあります。雨だけでなく、風にも注意してください。

きょう6日(月)夜 関東・東北で雨降り続く

きょう6日(月)の関東は、朝から夕方にかけて広い範囲で雨が降り続きました。
東京都心でも、傘を差していても、足元が濡れてしまうほど、時折雨が強まりました。
中でも、伊豆諸島南部にはかなり発達した雨雲がかかり、三宅島では午後1時54分までの1時間に55.5ミリの滝のような雨を観測しました。
三宅島では降りはじめから午後4時までの雨量が227.0ミリとなっていて、6月としては観測史上1位となる記録的な大雨となっています。
伊豆諸島ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいますので、雨が弱まっても土砂災害に警戒してください。
関東はきょう6日(月)夜は、日中に比べると、少し雨脚の弱まる時間もありますが、局地的にザっと雨脚が強まる所もありそうです。
暗い時間帯になってきますので、川の近くや山の斜面など危険な場所には近づかないようにしてください。

あす7日(火)にかけて東北で警報級大雨・暴風・高波の恐れ

あす7日(月)は、関東は明け方までにいったん雨のやむ所が多くなるでしょう。ただ、雨がやんでも、午後は再びにわか雨に注意が必要です。
東北は、あす7日(火)夕方にかけて雨が続く見込みです。
特に東北の太平洋側では、きょう6日(月)夜からあす7日(火)朝にかけて、雨が強まり、土砂降りの雨になる所もありそうです。
暗い時間帯に雨が強まりそうですから、ご注意ください。
また、あす7日(火)にかけて、東から北寄りの風が強まる見込みです。
低気圧の発達の程度によっては、警報級の風や高波となる可能性があります。
気象情報に気を付けて、車の運転は沿岸部の走行は避けるなど、注意が必要です。

関東甲信地方で梅雨入り 九州南部より梅雨入りが早いのは17年ぶり

きょう6月6日、気象庁は関東甲信地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より1日早い梅雨入りです。
なお、今年はすでに、沖縄・奄美地方で梅雨入りしていますが、関東甲信地方が九州南部よりも梅雨入りが早かったのは、2005年の梅雨入り(関東甲信地方が6月10日ごろ、九州南部が6月11日ごろ)以来、17年ぶりのことです。
なお、関東甲信地方の梅雨明けの平年は7月19日ごろです。
今週末は再び西から前線が北上する見込みです。九州南部から東海にかけて、梅雨入りの発表のタイミングとなるでしょう。
※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。

避難場所や避難経路 確認しておくポイントは

いざ、避難する場合に備えて、あらかじめ避難場所や避難経路を確認しておくことは、とても大切です。その際、ポイントが3つあります。
①市町村が作成しているハザードマップや、地域防災計画を見て「自分の住む地域は、どのような災害のリスクがあるのか」「災害が発生した時の避難場所はどこか」「安全な避難経路はどこか」確認しておきましょう。その際、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所も確認しておくと、避難経路を決める時に役立ちます。また、自宅だけでなく、学校や職場など、よく立ち入る場所はどのような危険があるかも、家族で一緒に確認しておきましょう。
②浸水(冠水)した場合は、避難経路が限られてしまいます。事前に、複数の避難経路を確認しておきましょう。
③夜間は、昼間よりも、周囲の状況を把握しにくくなります。夜間の避難に備えて、建物など目印を決めて、避難経路を覚えておきましょう。
もしもの時に備えて、避難場所への避難経路を実際に歩いて、確認しておくのもおススメです。

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