きょう28日 全国で雨雲や雷雲発達 非常に激しい雨や落雷・竜巻も 道路冠水に注意

2023年6月28日(水)5時49分 tenki.jp

きょう28日(水)、朝の通勤時は九州と中国地方から北陸、東北南部で雨雲や雷雲が発達しやすいでしょう。一方、夕方の帰宅時は、近畿から関東甲信を中心に雨雲や雷雲が急発達します。局地的には道路があっという間に冠水するほど非常に激しい雨が降るでしょう。落雷や竜巻、ひょうにも注意が必要です。

大気の状態が非常に不安定 各地で雨雲や雷雲が急発達

きょう28日(水)は、全国的に雨雲や雷雲が発達しやすい状態です。天気図上に梅雨前線はないものの、日本付近には高気圧の縁を回って暖かく湿った空気が流れ込んでいます。また、夜にかけて上空に寒気を伴った気圧の谷が本州を通過するため、九州から関東甲信を中心に大気の状態が非常に不安定になるでしょう。
午前5時現在、九州の北から北陸、東北南部にかけて発達した雨雲や雷雲が連なり、1時間に30ミリを超える激しい雨の降っている所があります。

局地的には非常に激しい雨も 落雷や竜巻、ひょうに注意 道路の冠水も

朝の通勤時は、九州と中国地方から北陸、東北南部で雨雲や雷雲が発達しやすいでしょう。あちらこちらで、道路が川のようになるほど「激しい雨」が降り、雷雨になる時間もありそうです。局地的には道路があっという間に冠水するほど「非常に激しい雨」が降るでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。北海道も所々で雨が降り、雷を伴って雨脚の強まることもあるでしょう。
その後も本州の日本海側では雨が降りやすく、大雨による土砂災害や、川の増水、低い土地への浸水などに注意が必要です。
また、気圧の谷の通過に伴って、午後は太平洋側にも雨の範囲が広がります。夕方の帰宅時は、中国地方と近畿から関東甲信を中心に雨雲や雷雲が急発達するでしょう。局地的な非常に激しい雨や落雷による停電などで、交通機関が乱れることが考えられますので、最新の気象情報をこまめに確認してください。

急な激しい雨 そのときどうする?

発達した積乱雲の下では、次の3つのことを心がけてください。
①頑丈な建物に入りましょう。発達した積乱雲は、局地的な大雨だけでなく、落雷や竜巻などの突風をもたらすこともあります。屋外にいる場合は、すぐに頑丈な建物に入り、2階以上の、窓から離れた所へ避難しましょう。
②最新の気象情報を確認しましょう。雨雲レーダーをチェックすると、「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
③地下施設・水辺から離れましょう。局地的な大雨が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。地下施設にいる場合は、できるだけ早く、地上の高い所へ移動してください。
また、アンダーパスなど低い場所を通る道路は冠水する恐れがあります。車が水没して故障し、車内に取り残されると非常に危険なため、無理をして通らず迂回するなどの対応をとってください。

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