北海道、東北、北陸でゲリラ豪雨 今夜にかけて土砂災害に警戒

2022年7月5日(火)15時29分 tenki.jp

きょう5日(火)は、大気の状態が非常に不安定になっています。北海道や青森県では「記録的短時間大雨情報」が発表されるなど、局地的に猛烈な雨が降っています。土砂災害の危険も高まっている所もありますので、警戒を続けてください。

土砂災害に警戒

きょう5日(火)は、湿った空気と上空の寒気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっています。北海道から東北、北陸では、発達した雨雲や雷雲が次々と発生しています。13時から14時にかけて、北海道と青森県では「記録的短時間大雨情報」が発表され、1時間に約90ミリ〜約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。また、北海道や青森県、岩手県、福島県では大雨による土砂災害や低地の浸水の危険が高まっています。
今夜から日付が変わるころにかけて、大気の不安定な状態は続きそうです。引き続き、大雨による土砂災害に警戒し、低い土地への浸水、川の増水や雷雨、ひょうなどに注意してください。

土砂災害の前兆現象に注意する

土砂災害の前兆現象は以下の通りです。注意してあたりを観察しましょう。
・豪雨や長雨が続いている
・川が濁ったり、木が流れたり、土臭いにおいがしたりする
・降雨が続いているのに、川の水位が減少する
・斜面(崖)から物音がする、石が落ちてくる、水が浸みだす
・地面に亀裂や段差が生じる、木が傾いたり、地面が揺れたりする
・地鳴りがする
・いつもと違うことが起きる

街中でゲリラ豪雨(局地的な大雨)が発生 避難のポイントは

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。
①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。
②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。
③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。

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