列島各地で災害級の大雨か 週後半に前線活発化

2018年7月2日(月)17時0分 ウェザーニュース


2018/07/02 16:56 ウェザーニュース

今週後半は各地で大雨のリスクが高まってきました。台風7号が日本海に進んだ後、梅雨前線が南下して活発化。西日本・東日本を中心に大雨が数日続く恐れがあります。

5日(木)〜8日(日)、梅雨前線が停滞

台風7号が日本海に進んだ後、夏の太平洋高気圧が勢力を弱めます。梅雨前線が南下し、南から大量に湿った空気が流れ込む影響で、今週後半は前線の活動が非常に活発になりそうです。
特に5日(木)から8日(日)にかけて日本付近に梅雨前線が停滞。湿った空気が南西から次々に流れ込んで、活発な雨雲を発生させます。
西日本、東日本を中心とする広い範囲で大雨となり、特に四国から近畿南部、東海にかけての山沿いでは記録的な雨量となる危険性があります。大規模な土砂災害や河川の氾濫などにつながる恐れがあるため、厳重な警戒が必要です。
◆8日の日曜日までの予想雨量(多い所)
 −四国、近畿南部、東海 500mm以上
 −関東(山沿い)・九州 300mm以上
 −その他地域も100mm以上
梅雨の終盤(梅雨末期)には、梅雨前線が停滞しやすくなる影響でまとまった雨・大雨となることがあります。今回の雨はこの【梅雨末期の大雨】と言えそうです。


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